昨日のゲーム1は秋田のプレッシャーディフェンスが40分間機能し続け、勝ち切ることができた。沖縄アリーナという素晴らしい環境での勝利は格別だろう。平均得点80点以上の琉球を60点台に抑えた試合内容は、バスケットの玄人が好む試合だったようだ。
しかしゲーム2ではお互いに対策してくるので、昨日と全く違う試合になりそうだ。クーリー、カーク選手も一段、気合が入るだろう。もちろん、秋田の外国籍もファールトラブルに注意しなければいけない。
メコウル選手はリバウンドの際、昨日審判に言葉を発し、テクニカルを宣告されている。もったいないファールは禁物だ。秋田の3Pが不安定なので、大事な場面、決め切れるとおもしろい。
試合結果・速報
2024-25 B1第1節12月15日秋田ノーザンハピネッツVS琉球ゴールデンキングスゲーム2
秋田|18|15|13|13|=59
琉球|18|19|18|15|=70
秋田は昨日と同じようにプレッシャーディフェンスしながら、早いパス回しから得点を重ねた。中山選手の3Pやジャンパー、モラン選手のフェードアゥエイシュート、メコウル選手のコーナー3Pと効率よく決めた。
琉球は秋田のディフェンスに対して、縦への攻撃に活路を見出した。伊藤選手のアタックや、クーリー選手、ロー選手への合わせで得点し、18-18のイーブンで幕を開けた。
秋田はディフェンスの意識が強くモラン選手がカーク選手のパスカットやターンオーバーからのワンハンドダンクを繰り出した。琉球の縦への侵入を対策して、ファストブレイクが決まった。
すると守り合いの展開になり、どちらも決め切れれないシュートが繰り返された。ポイントガードの伊藤選手が2ファールでいない間に、得点したかったが、メコウル選手も3ファール。
ラストロー選手が個人技で、3Pエンドワンの4点プレイで33-37とした。
お互い、疲労の色が濃い中、後半修正がうまくいったのは琉球だった。
秋田はリバウンドに3人飛んでいても、キャッチできず琉球ボールに。すると松脇選手がキッチリ3Pを沈めた。中山選手のドライブ、3Pもリングに嫌われると、琉球はロー選手が1オン1でダンクでやり返し、ジャンパーも決めた。
33-44の11点差が一気についた。秋田の踏ん張りどころで、同じ東海大学出身の中山選手、伊藤選手がディフェンス、オフェンスでやり合い、中山選手が伊藤選手を体をぶつけ、押し倒し、ヒートアップした。最後二人は笑っていた。
ガディアガ選手がファストブレイクを決め、46-55で最終クォーターへ。
中山選手はロー選手へ張り付いてボールをカットすると、ディープ3Pを決めて51-59にすると沖縄アリーナが静まり返った。
秋田は若干、ディフェンスの圧が弱くなったところ、琉球の攻撃が活性化、荒川選手の3P、ロー選手のジャンパーで51-70.カーク、クーリー選手のいない中ゲームを危なげなく締め、58-70で勝利した。
ハイライト動画
ケンゾーHCコメント
熊谷選手のコメント
タフな試合になるというのはわかっていました。
前半は我慢できていた部分もあり秋田のペースだったと思いますが、第3クォーターの入りで自分も含めてフリースローやリバウンド、球際で負けてしまいました。
昨日はリバウンドを取られた後も集中を切らさずに守れていましたが、今日はそこで自分たちが先に折れてしまいました。
特に琉球のようなアウェーゲームだと、1本のミスで10点15点差がすぐに開いてしまいます。
ワンポゼッションの大事さが最後まで点数として出たと思います。
群馬戦ではビッグマンは引き続き頑張って、僕たちもフリースローやアウトサイドのリバウンドをしっかり取る。
そこから秋田の速いバスケットをしていきたいと思います。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=18872
最後に
琉球のリバウンドに対し、秋田は劣勢だったが、オフェンスのところで攻めあぐみ、敗戦した。もっと自信をもってシュートを放ってもいいと思うが、後半はボール回しのコースも読まれ、精度が悪くなった。
例えばロー選手みたいに、一人で決め切る選手がいても、いいように思えるが、それは秋田の目指すバスケでなない。そうなる前に全員で、ずれを作りオフェンスの精度を保てないと、今日みたいに勝負にならないようだ。
ワイドオープンは決め切る力がないとこの先厳しいと見た。
秋田はディフェンスは計算が立ったので、後はオフェンスなのだ。今はスケジュールが厳しく練習ができないが、コミュニケーションをとって成長していくしかない!
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