新潟ショックをぶち破るカーター選手の鬼ダンクと保岡選手のロングレンジ3Pで選手にエナジーが乗り移った

前回の新潟戦で、2クオータ3点の悪夢を北海道戦で、どう修正できるのか?悪いオフェンスのイメージを払拭できずズルズルとこのまま行ってしまうのか?選手のメンタル、それも戦う気持ちが空回りしない、プロとしての根性が問われる。
失点は抑えられている。問題はシュート確率だ。

2019-20 B1第20節1月29日秋田ノーザンハピネッツVSレバンガ北海道ゲーム1

1Q秋田16-18北海道

北海道のファイパブの得点からスタート。しかしその直後伊藤選手のディフェンスで橋本選手がパスミス、ターンオーバー。今日の秋田も気合いが入っている。足は動いている。
すかさず、新潟戦を払拭させる、カーター選手の3Pシュート、保岡選手のロングレンジ3Pシュートが決まる。そう、シューターは打ち続けないといけない。それでも保岡選手の3Pシュート外れをカーター選手がリバウンド回収しゴール下を決める。

久しぶりに復帰した細谷選手がお返しの3Pシュート。今日は秋田は3Pシュートの確率が戻ってきている。

ニカ選手も合わせのゴール下を決め手13-9。セカンドチャンスを生かしてカーター選手、ニカ選手はゴール下で負けない。
多田選手の3Pシュートをコールビー選手が回収、ファールをもらいフリースローで16-11。

しかし北海道もリズムを立て直し、オフェンスリバウンドで奮闘し、リードを保った。

2Q秋田15-12北海道(31-30)

ニカ選手のダンクからスタート。保岡選手からニカ選手への合わせでいい流れに。カミングス選手へはダブルチームで守るも、リバウンド争いで北海道が有利になりゴール下を決められタイムアウト。北海道の早い仕掛けをどう止められるのか?
ここかかは一進一退の攻防が続く。
野本選手のコーナー3Pシュートこそ外れたが、細谷選手のドライブ、3Pシュートで前に出た。

3Q秋田21-13北海道(52-43)

さあ、勝負の後半、日本人選手の得点が伸びるか?が、鍵になる。
秋田はディフェンスの圧力のギアを上げた。同時に攻撃のリズムが噛み合った。保岡選手のロングレンジ3Pシュート、フローターシュートの連続得点。カーター選手フックシュート。秋田はここでゾーンディフェンスに切り替える。
すると中山選手も3Pシュートが生まれ、長谷川選手もドライブで躍動50-43の7点差に。

4Q秋田24-21北海道(76-64)

最終クオーターは秋田は昇り龍を拝むことになる。まず市岡選手がなにか言ったのかテクニカルファールで伊藤選手がフリースローを決めた。ここからカーター選手の3Pシュートが決まると北海道もゾーンディフェンスに。
すると保岡選手はステップバックからのロングレンジ3Pシュート、さらに連続で決めて北海道の戦意を削いだ。ここでタイムアウトで会場はフライアゲイン!!昇り龍こと保岡選手はチームに帰ると細谷選手とヒップジャンプして喜んだ!(どうして昇り龍?それはおそらく保岡龍斗選手の名前の龍をとって、それを実況が凄まじい活躍を見て連呼したのだろうと。)
タイムアウト後は北海道の猛攻を受ける。逆に秋田はオフェンスが重くなる。68-62まで詰め寄ってきた。
ここでカーター選手のワンハンドダンクが炸裂!悪い流れを一気に立ち切った!ああ、もっと早く見たかったな。伊藤選手のコーナー3ポイントシュートも飛び出した。立て直し成功した。

最後に

今日の秋田は我慢の時間を耐え、打つべきところで打ち、出る選手が確実に仕事をした。新潟戦の敗戦ショックを引きずらないで、キーナン選手、古川選手がいない中、結束して勝利した今日の試合の意味は重要だった。
次回は今週末能代で京都の2連戦。前回はアウエーで勝利しているがマブンガ選手も復帰しておりタフな試合となると思う。今の京都のチーム状況は秋田が100点ゲームを演じた頃とは全く違うチームなので、油断は出来ない。
逆に秋田の成長が本物ならば、見ごたえ十分な試合になると思う。それにしてもキーナン選手の復帰はいつなのか?心配だ。

昇り龍と鬼ダンク動画


ハピネッツ中3日京都戦で100点ゲーム!カーター選手が覚醒し末恐ろしい秘密兵器だった