ハピネッツは秘儀、千手観音のディフェンスでスチール19!細谷選手3P100%で京都撃沈3連勝

ハピネッツは、昨日B1史上初めての100点ゲームを飾った。これは現在西地区2位の京都相手にしてみたら上出来だ!まずカーター選手がついに、日本の試合にも慣れリミッター解除して、本来のパフォーマンスを発揮しだした。それにつられ外角シュートの精度が上がった。これを選手がどう継続していくのか?が鍵になる。

プロ野球でも点を取りすぎた次の日、無得点で負けることもある。ただ、外角シュートの好不調の波をどう修正するのもプロでありチーム力だ。なのでハピネッツは慢心しないで基本のディフェンス力からの流れは必須であり、今日の2戦目が今後を占う試合になってくるのは誰がみても明白だ!

2019-20 B1第8節11月10日秋田ノーザンハピネッツVS京都ハンナリーズゲーム2

アウエー・ハンナリーズアリーナ
秋田|27|29|30|18|=98
京都|11|18|19|16|=58

最初の2分までは両チーム、シュートがリングに嫌われ、お互いフリースローからの得点。しかし昨日同様保岡、カーター選手の3Pが決まりだした。特に前半は古川選手がいない中、同じポジションの24歳保岡選手は獅子奮迅の活躍で流れを引き寄せた!

ひょっとして昨日と同じ展開なのか?
京都は秋田のプレッシャーディフェンスの前に、ターンオーバーを重ねる。もちろんハピネッツのスチールもあり、流れは完全に秋田ペース。

外角シュートも決まりだし、インサイドへの合わせも決まる。カーター選手の勝負所でディフェンスやリバウンドに貢献し、忘れたころにトップからの3Pを決める。

こうなれば完全に秋田は調子を上げてくる。いかにマブンガ選手一人いないだけでこうも違うのか?京都とは昨シーズンも対戦していてハピネッツの攻めるディフェンスは知っているはずだ!

2クオータではそんなストレスからかサイモンが中山選手へアンスポーツマンライクファール。なんと肘が中山選手の顔に故意に当てた!出血がなくて幸いでしたが、やってはいけないファール!

その後もハピネッツ選手は流れを渡さず、カーター選手の美技フェイドアウェイシュート!保岡選手のスチールからのファストブレイクで41-21の20点差。長谷川選手のブザービーターで前半で27点差を付けた。

これで負けたらいけないし点差を詰められてもいけない!強いメンタルが問われる。

後半は京都が3Pを連続で決めたところでタイムアウト。守備を立て直してリスタートして京都に傾きかけた流れを止め、早速細谷選手がコーナー3を決めて流れを引き戻した。細谷選手が3Pは5本100%。

最後は両チーム選手を入れ替えて消化試合の様相に。点差が40点もあるのでしかたないか?

それでも、コールビー選手が連続の鬼シュートブロック!そこからスチールの連続!京都は今日はボールが手につかない。

ハピネッツは若い選手に経験を積ませた。中でも長谷川選手は躍動し結果を残した感がある。前半に比べディフェンスの質は弱くなったのは仕方がないと思う。それでもハピネッツのディフェンスはまるで千手観音のように手が絶えず伸びてくる。なるほど、ペップ流からの進化させ具合が明確に分かる。

西地区2位の京都に2連勝!キーナン選手、古川選手無しで98点は見事!激しいディフェンスに加えオフェンスも噛み合ってきたのは正直素直に成長を信じたい。古川選手へのよいお土産になったし、今度はホームで島根を迎え撃つ!

ハピネッツは全員守備、全員攻撃のチームであり、どこかのチームみたいに外国籍選手に頼るのではない!ケンゾーHCの真骨頂の一つだ。(細谷選手19得点、長谷川暢選手と保岡龍斗選手が16得点、ニカ選手が12得点、野本建吾選手が10得点)外国籍選手が出ずっぱりのチームは危機感しかないよ!!!

今日の試合で東地区でも上位を十分目指せることが分かった。そしてこのタイミングで古川選手が戻ってくる!盤石な体制で、勝利を目指してほしい。

⇒秋田ノーザンハピネッツと同じく1年でB1昇格を果たした島根には絶対に負けられないよね?