限られたロスターで秋田のメンツは保たれた!確実に千葉に爪痕を残した理由

B1リーグ始まって通算成績、秋田は千葉に2勝、千葉の18勝。秋田の2勝はリーグ初年度のみ。千葉のホームでは勝てていない。16連敗中なのだ。

2021-22 B1第3節10月17日秋田ノーザンハピネッツVS千葉ジェッツゲーム2

秋田|26|11|26|10|=73
千葉|17|16|29|28|=90

秋田はゲームの入りは良かった。昨日の修正が見られて、3クオーター、30分までリードした。63-62。
しかし最終クオーターで選手層の厚い千葉が5分足らずで一気にひっくり返した。

千葉の強みを生かし、一気に17-0のラン。ここぞという、爆発力は容赦なかった。

秋田はけが人でローテーションの制限を敷かれ、選手のプレイ時間も伸びた。その中で一番痛いのが昨日に続き、デイビス選手のファールトラブルだった。

勝負の3クオーターでファール4.これでは、重荷を背負ってプレイせざるを得なく、リバウンドやシュートブロックに制裁を欠くことになった。

さらに、うーん、見ていて「審判の笛」の忖度というか、どうなのか?疑問が残るけれど、結果は覆ることはない。サッカーや野球みたいにビデオ判定があればいいのだが。

あと、東京オリンピックのように外国籍の審判の下でプレーを見てみたい。そんな機会があってもいいと思う。

ケンゾーHCもテクニカルファールを宣告されてしまった。こうなると審判と戦うことになるので、それだけはどうしても避けたいところだ。

秋田はそれでも全員がリバウンドに絡み、奮闘した。その中で中山選手は縦横無尽に走った。頼れる「何でも屋」だ。

外国籍のグリン選手も3Pシュートを随所に、効果的に決めたし、他の戦選手、大浦、古川、田口選手などを含めると1クオーターで6本沈めている。

この秋田のオフェンスは脅威だろう。

生命線のディフェンスも、田口選手が滑って出遅れても西村選手のパスをカット、中山選手のレイアップを演出。古川選手もレイアップで続いた。

確かに4クオーターでは疲労で失速した。オフェンスが単調になり、合わせも出なくなった。

それでも秋田の強みであるファイトは最後まで途切れなかった。限られたロスターで、やり切った感は伝わったし、オフェンスのめどはついただろう。

ホームの千葉にこれだけ戦えたことは、ケガによる選手が復帰した時にどんな破壊力を増すのか、楽しみでもある。なので今回の千葉戦では、負けはしたが秋田の伸びしろを確実に示したことにもなると思う。

千葉はまだ、秋田のアイバーソン選手、川嶋選手を知らない。いつか数倍になって襲い掛かるかもしれないのだから。

そして、今週末は昇格してきた群馬との戦いがホームである。元秋田のキーナン選手、野本選手がいる、とても楽しみな戦いだ。千葉との戦いで得たものを、継続してぶつけてほしい。

ケンゾーHCコメント

選手たちは今日よく戦ってくれたと思います。
少ない人数の中、千葉さんを相手に約30分リードできた展開にもっていけたというのは、チームとして成長を感じました。
第4Qの出だしで少しリードを取られてそこから崩れていってしまったんですが、チームとしては非常に伸びしろのあるチームだと思っています。
ここからしっかり成長していけるように、下を向かず、ただし悔しさだけは忘れず、次回千葉さんとやった時にしっかり戦えるように、チームの指揮をとっていきたいと思います。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=16252
昨シーズンは1試合目に競って、2試合目にボコボコにされたんですけど、今日の選手たちの頑張りは非常に可能性を感じましたし、価値のあるゲームだったと思っています.
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/93c51b06f2acaafd732e0cc6dd4626e8bcb704fb

富樫選手を中山選手、長谷川選手である程度封じ込めたし、後は保岡選手の頑張りに期待したい。彼の縦への切り込み。東京オリンピック3×3で見せたパフォーマンスでファイトしてほしい。