琉球が教える上位チームの条件!もう互角に戦える証明をした秋田の歩む道とは?

ゲーム1では秋田がチームバスケを展開し琉球に競い勝ちした。実に4年ぶりの勝利だった。ゲーム2では恐らく琉球は、渾身の戦いで臨むだろうか。秋田のチーム力が問われるが、CSカムバックのぎりぎりの立ち位置で、奮闘できるかが問われそうだ。

試合結果・速報

2023-24 B1第27節3月24日秋田ノーザンハピネッツVS琉球ゴールデンキングスゲーム2

秋田|24|9|12|14|=59
琉球|24|18|17|22|=81

ゲームの入り、琉球は昨日の反省から、小気味よく3Pが入る。やはりクーリー選手はスタータのほうがいいと思う。ゴール下が安定し、オフェンスの形を作っているしリズムがいい。

秋田もスターターメンバーが、劣勢を強いられながらも、我慢してついて行く。古川選手のコーナー3Pや熊谷選手のジャンパー、カーター選手のダンク、古川選手のバックドア。

ただセカンドユニットになると流れが悪くなる。2クォータの入りから7-0のランを許すと秋田の得点が止まった。熊谷選手のジャンパーが決まったのが5分かかってからだった。

反対に、琉球のセカンドユニットの時間も伸びて、チームに貢献した。

ふと、琉球のディフェンスが甘くなると、カーター、田口選手が連続で3Pを決めた。32-40。当然秋田はプレスを強めると、ゴール下を守り切り、速攻!カーター選手選手のドライブは決めてほしい場面だった。逆にダーラム選手のドライブを熊谷選手がファールで止めた。

後半、秋田は琉球のディフェンスをかいくぐり、古川選手が3Pやレイアップで40-44の4点差までにするのが今日の精一杯。琉球の個の力、ゴール下の強さ、リバウンドに押し切られ、点差が付いた。

ディフェンスを立て直し、秋田もスチールや、りバインドでボールを奪うも、ターンオーバーやリングに嫌われる形が目立ち、突き放された。

ハイライト動画

秋田ビッグプレー動画

ケンゾーHCコメント

古川選手のコメント

最後に

今日は昨日とは真逆の展開。琉球はディフェンスの質を上げ、リバウンドを支配した。本来の強みを発揮した。秋田は受けに回り、選手は得点できない。いわゆるずれを作ることができない時間が続き、タフショットばかり打たされる。

そしてそのオフェンスの悪い流れは、ディフェンスにも影響してしまう、いつものパターン。チームとして機能しなくなる。挽回不能なのだ。秋田の流れがなかったのではない。追い上げムードも確かにあった。

しかしザックが2点、ライスナーが5点、カータ選手が5点、赤穂選手が1点!これが秋田の現状を物語っている。なのでチームとして上位チームにチャレンジするとはいえ、いつも課題が同じのようだ。

すなわち東地区で6位7位が定位置。そろそろ個で打開する選手の必要性に、球団は真摯に耳を傾け、実践する時期に来ているのではないだろうか?


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