息詰まる昨日の前半戦からの流れをものにできなかった秋田は、ディフェンスの修正と、外国籍選手のアグレッシブさが求められる。
試合結果・速報
2022-23 B1第3節10月16日秋田ノーザンハピネッツVS島根スサノオマジックゲーム2
秋田|9|22|19|20|=70
島根|15|19|20|22|=76
昨日とは打って変ってロスコな展開になった。とりわけ秋田のプレッシャーディフェンスが効いて、島根はなかなかフリーではシュートが打てていない。両チームが狙いをずらして得点をしているさまはまるでシーズン序盤とは思えない駆け引きと当たりの強さがあった。
古川選手が躍動して7-4とリードするも、島根はビュフォード選手とケイ選手のあわせでスルスルと逆転、流れを作った。
あわや安藤選手のレイアップ、イージーバスケットかとおんぉいきや中山選手が後ろから追いついてシュートブロックを見せた。すると保岡選手がパスカット、伊藤、カンター選手のゴール下のファストブレイクが出た。ゴール下への動き出しがカンター選手の強みだろう。
田口選手も通算1000本目の3Pを決めた。
本当に秋田は攻撃にリズムが出てきた。保岡選手がスチール、イージーバスケット。島根は秋田の圧で5秒バイオレーション。保岡選手のバウンズパスからザック選手がダイブ2スロー。
そのザック選手がまさかのファール3のトラブルに、気迫が裏目に出た。この辺がまだ不慣れなところなんだと思う。
このあたりから秋田のよく点が止まる。島根はビュフォード選手やケイ選手、トラビス選手がねじ込んでくる。このあたりの連携はさすがに月日を感じる。秋田のゾーンに対してもビュフォード選手が3Pを決めるとすかさずキッド選手も2本やり返し31-34で折り返した。
後半島根は2得点で得点が止まった。秋田がカンターの柔らかいフローター、古川選手がファストブレイクからの400本達成の3P、長谷川選手のからカンター選手への速攻左からの上手いゴール下で40-36と一歩前に出た。
島根は秋田のディフェンスの圧に押されている。しかしそれを打開するのが、ビュフォード選手、トラビス選手の3P.打たせてはいけない二人のディフェンスはいただけなかった。
秋田はチームで対応するのだが、その隙をうまく突く、悔しいが個の力の差が歴然としてあった。
秋田のビッグマン、ザック選手が意地でダンク、エンドワンを決めると吠えるも、現状ここまでが精一杯。二桁点差を54-50の4点差まで詰め寄った。
勝負の4クォーター、島根の外国籍がファールトラブルになったが、秋田はチームファールがかさみ、残り7分残して5。ファール狙いでインサイドアタックを仕掛けてくるかもしれない予感がした。
しかし昨日は田口選手、今日は古川選手がエナジーを与えた。タフショット、アタック、3Pと、仕掛けが素晴らしい。ザックからのここしかない、バウンズパスを通して68-68の同点。
残り3:33秒。ザックがシュートを決められたボールをマットガードに投げつけテクニカルファールで退場が痛かった。ビュフォード選手に押し切らて連敗となった。
古川、田口、ゲームハイライト動画
ケビンHC代行コメント
昨日の試合よりはいいパフォーマンス、いい試合ができたのではないかと思います。
ただ第4Qでいくつかオフェンスリバウンドを取られたり、相手がやりたいところでうまく攻められてしまいました。
島根さんのヘナレヘッドコーチは自分が現役の時に一緒にやっていて、素晴らしいコーチです。しっかりとコーチングされた試合になったと思います。
開幕して間もないですが、このような観客が多い中、素晴らしい試合ができたというのはチームとしても成長することができ、学べる試合になったと思います。
最後に
うーん、秋田が勝ちきれなかったのは残念だが、一つの方向性は示せたのではないだろうか?島根は流れを引き寄せる外国籍の個の力や合わせのパターンがある。そこから相手のディフェンスを収縮させて、2,3,4点と競える、先を行くオフェンスが発揮できるのは、素晴らしく完成形としての品格すら覚える。
秋田のそれは、まだ乏しく可能性はあるのだが、発展途上であり、ある程度時間はかかるかもしれない。それでもこの試合で得たものもあると思いたい。島根の攻撃力とディフェンスの対応力は、この先なかなかお目にかかれない中での収穫にすべきだ。
また同点逆転できたし、ほんの少しの対応がまだ秋田の場合、足りないということなのだ。チームプレイに徹するあまり、外国籍選手のアグレッシブさなのかもしれない。秋田らしさとして一番いい形を構築中なのだろう。
秋田は6連戦を3勝3敗でやっとホームで琉球戦を迎える。CSでのリベンジを果たしたい。んでねー?