秋田はバイウィーク明けの宇都宮戦、90点ゲームで大敗、この時期にきて課題を露呈、CSカムバックも赤信号となった。チーム自体不調なわけでもないが、負けパターンがいつも隣り合わせ。特に上位チームに戦えないゲームを見ると、本当にもどかしい。今日も沖縄の独特の雰囲気のアリーナの中、勇気をもってリングへ向かってほしい。
試合結果・速報
2023-24 B1第27節3月23日秋田ノーザンハピネッツVS琉球ゴールデンキングスゲーム1
秋田|15|19|24|23|=81
琉球|25|17|22|14|=78
秋田は熊谷選手の高速ドライブで今日の気合いを示した。しかし琉球の攻撃の方が勝り、岸本選手の3Pで3-10。今村選手の3Pで8-16と出遅れた。秋田はそれでもディフェンスの圧を上げなら、リングアタックに活路を聞いだした。
それは長谷川選手、ライスナー選手、熊谷選手は勇気をもってアタックを開始、34-42で前半終了。
後半は秋田の攻撃が厚みを増した。リングアタックと共に3Pシュートを決め古川選手の3Pで53-52と逆転に成功した。
琉球もすかさず岸本選手のワイドオープンやクーリー選手のワンスローで吠えた。58-64の6点差にした。
秋田はそれでも果敢にドライブを敢行、田口選手のアタック、中山選手が3pを決めて68-67とリードする。秋田のボールムーブが良く、沖縄のディフェンスのずれを生み出している。
琉球にすればホームアドバンテージだし、秋田は宇都宮に惨敗している。それがこうして競う展開なのは、想定外だったのではないか?
残り4分20秒、赤穂からザックへ渡ってゴール下、クーリーがお返しゴール下74-75。ライスナーがアタック、クーリーがオフェンスファール!熊谷アタックワンスローで79-75の4点リードで残り2分42秒。琉球はタイムアウト。
しかし熊谷選手が値千金のジャンパーを決めて81-76。熊谷選手が3Pを放つと同時にザック選手がオフェンスファール!決まれば秋田の勝利は決定的だった。
最後、中山選手がスチールに成功したが、また琉球が奪い、手に汗握る展開。ライスナー選手がフリースローを2本外すも、秋田は競い勝った。
ハイライト動画
秋田ビッグプレー動画
ケンゾーHCコメント
本来ならバイウィーク明けの宇都宮戦でこうした戦いができないのが悔やまれる。しかし今日の選手のメンタルとゲームプラン遂行力こそ、ハピネッツの真骨頂と思う。これをできればスタンダードにして、残りの試合結果を出すのみです。
熊谷選手のコメント
最後に
いつもならば16点差がついた時点で、ずるずると負けてしまうパターンだった。しかし今日の秋田は違った。赤穂選手が初スタメン!チーム戦術の工夫が見られた。選手はあきらめず、いつものディフェンスを信じて、繰り返したし、リバウンドの意識も高かった。ゴール下やミドルの基本的なシュート精度が良く、オフェンスにリズムを作った。ボール回しも早いが、決死で雑ではなく、確実に琉球とのずれを作ることに成功した。この選手のメンタルと遂行力こそが、ハピネッツの真骨頂なのかなと思う。2年前のCSでは全く歯が立たなかった相手。残りの試合に注目だ!
ハピネッツのここだけの話!裏事情が満載の記事はこちら!