バイウィーク明けの試合となり、どんな成長をみせてくれのか?興味深い戦いとる。久しぶりのケガから復帰の伊藤選手も登場した。
2020-21 B1第27節3月20日秋田ノーザンハピネッツVS三遠ネオフェニックスゲーム1
秋田|19|21|26|22|=88
三遠|15|27|19|22|=83
秋田は紛れもなく、プレッシャーディフェンスのチームとして知れ渡っている。しかしそれが逆に、相手チームの奮起を促すこともある。三遠戦はどこか、激しいディフェンスが見られなかった感がある。ディフェンスに関してはソフトな印象が残ったのはどうしてだろうか?
序盤は外角シュートの精度は低く、それでもお互いに点を取りあうような展開は秋田らしくない試合だった。それでもアウトサイドシュートが決まりだし、ダブルチームを仕掛けディフェンスがかみ合うと2クオーターで20-33の最大13点差をつけた。
デイビス選手はディフェンスで長い手を伸ばし、何度もゴールへ走ったし、カーター選手も得点を伸ばし存在感を示した。
このまま突き放して一気に流れをつかんで圧勝するのかな?と思いきや、三遠が息を吹き返す。川嶋勇人選手が活躍し、外国籍選手へのパスが通り、点差は一気に縮まった。
前半終了時点で40-42の2点ビハインド。試合の行方は分からなくなった。がっぷり四つの様相。こうなってくると、フリースローでの得点や、チームファール数、要所での3Pシュートの精度がものをいう。
秋田らしいディフェンスを発揮して止めればいいじゃん!と思うのだが、そんな単純なことではないらしい。
とにかく我慢をし、ここぞというタイミングで得点をする駆け引き、遂行力が試された。それはいままで秋田が戦って学んだ引き出しというものなのだろうか?
窮地を救う古川砲とゾーンをぶち壊すカーター選手ダンク
ケンゾーHC試合後コメント
バイウィーク明けでチームがどういうふうに成長できるのかというところが非常に大事な試合だったので40分間選手の集中力が切れずに、ミスをしても粘り強く最後勝ち切れたというのは非常に良かったと思っています。
ただ三遠さんのやりたいバスケットはやられてしまったと思うのでそこに対しては明日修正してまたチャレンジしたいと思います。引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=15799
接戦を抜け出し、ものにする。今日は秋田の日ということだろう。これも実力。そう言えば昔は逆の立場で、なんども煮え湯をに増されてきたのも事実。
ただね、秋田は24勝18敗、三遠は10勝33敗のチーム。あわや取りこぼすのか?と思う展開は心臓に悪い感じもした。ワイルドカード争いを演じているチームですしね。
しかしコールビー選手がいない中で、難しい試合を勝ち切れたことは良かったことだ。
第2戦はまた違う展開になりそうだが「三遠のやりたいバスケ」をさせないよう秋田らしいバスケを見せてほしい。