えっ?三遠が秋田化に?プレッシャーディフェンスの代名詞が消えCSも消えたのか?

2020-21 B1第17節3月21日秋田ノーザンハピネッツVS三遠ネオフェニックスゲーム2

秋田|9|21|21|22|=73
三遠|23|22|23|12|=80

なんとも信じがたい1クオーターだった。秋田が大敗負けパターンは、前半に20点差がつくパターン。オフェンスがインサイドもリングに嫌われ、外角シュートの精度が悪くなり、頼みのディフェンスもかわされて、ずるずると離されていく。

それが1,2分のことだから、精神的なショックが残る。プレッシャーディフェンスのやり手は決して秋田だけではないということなのかもしれない。

気迫、、。これは気持ちの問題だが、CSを本気で狙うチームでさえ、維持するのは難しい。いや、気持ちは切れてはいないのだが、それを上回る相手がある。

それが2連戦の準備ということたのだろう。

秋田の失点の多さからすれば、ディフェンスのズレは明らかだ。それでも修正は効かないということは、コールビー選手が不在の中、限界ということなのだろうか?

カーター選手もそれを補うべくパフォーマンスを発揮できているし、デイビス選手の存在は不可欠になってきた。外国籍選手へのマッチアップする野本選手も頑張っている。

何が足りなくて、下位チームに取りこぼすのだろう?番狂わせとか、金星とかどんなことが重なるのだろう?

秋田はこれから上位チームとの対戦が多くなる。金星を多く拾うことが目標に代わることになってしまうことは、どこか寂しい気もする。

確実なステップアップはできた。25勝も現時点でしている。だから勝ち星を伸ばす努力をしつつ、若手を使いステップアップに目標をしてみることもあるのかなと。

アジア枠で獲得したワン選手は出番がなかった。無論、パフォーマンス的に無理との判断なのだろう。でも使わないとその日の出来はわからない。

野球のピッチャーでさえ、ブルペンの出来が悪くても、本番で抑えることもあるし、その逆もある。秋田の平均身長は低いから思い切って起用してもいいのかもしれない。

せっかく獲得したのに生かさないでは、将来だけにとどめておいても疑問も出て来るかもしれない。

「ハッピーとわくわく」はそんなところにもあると思う。

北海道は24点差を逆転した事実

バスケは何が起こるか?わからない。早々に勝負ありと思っても、奇跡は起こるもの。

レバンガ北海道は大阪に84―81で逆転勝ちし、2戦ぶり勝利。東地区最下位を脱出した。第3Qで最大24点劣勢を、最終Qに猛反撃。81―81で終了寸前に、敵陣に切り込んだPG多嶋朝飛(32)からアウトサイドでパスを受けたPFジャワッド・ウィリアムズ(38)が、鮮やかに3Pを沈め、劇的ブザービート決勝弾となった。この試合、第4Qだけで3Pを3本沈めミラクル勝利を演出した元NBA戦士は「多嶋選手が素晴らしいドライブから、自分を信頼してボールを託してくれた。決め切ると、自信を持って打ち切りました」とチームメートに感謝した
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/fea240b948c3f520816ad1ee7cdf936482d89161

大阪も時間を使いながらのゲームメイクもできたと思うが、、、。北海道の諦めない気迫が流れを呼び寄せた。チーム一丸とはこのことなのだろう。

次節は水曜日、こちらもけが人続出のA 東京とホームでの戦いだ。少しでも秋田らしさの濃い試合内容を見てみたい。

ケンゾーHC試合後コメント

今日の敗因は三遠さんのプレッシャーを受けてしまった前半が全てだと思います。
ここを修正しきれないとリードを追いかけるしんどい展開になってしまいますし、2日間連続で80点以上の失点ということで、僕たちにとっては非常に良くない結果だと思います。
秋田はディフェンスのチームというところで、しっかり守り切り、そこからリズムを作れるようにならないといけないというのは大きな課題です。

次の試合は3日後にホームでA東京戦とすぐ試合がやってくるので、短い時間ではありますが、秋田の強みを出せるようしっかり準備していきたいと思います。

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