バスケットではバイウィーク、いわゆる試合中断期間が2回ほどある。最初はリーグが始まって間もなくと、今の2月中旬以降。この期間は練習や、ともすれば外国籍選手の入れ替えも行われる最後のチャンスでもある。
試合結果・速報
2022-23 B1第1節10月2日秋田ノーザンハピネッツVS 群馬クレインサンダーズ
秋田|14|24|10|18|=68
群馬|21|15|26|26|=88
秋田は前半、一試合平均83,6点の群馬と互角の戦いを演じた。pgの並里選手のリズムを川嶋選手がスチールに成功、彼のリズムを狂わせた。秋田はオフェンスが重くなり2クォーターで25-15の10点差。
それでも5-0のランを作り、ザックからのバックカットを古川選手、キッド選手も決めて、中山選手のコーナー3Pで36-34の逆転に成功した。
しかし、後半並里選手のシュートタッチが戻り連続得点。オフェンスの合わせも良くなり秋田を突き放しにかかる。
一方で秋田は流れを渡す、ターンオーバーが目に余る。ペイントエリア内のパスがミスは、あまりにも不用意だろう。これでは勝負にならない。
残り5分やっとキッド選手が3Pシュートを決めて56-79。残り3分でワン、多田選手を投入。多田選手が連続の3Pシュートを決めてくれたのが最後の花。プレータイムの少なくない中、結果を出さなくてはいけない立場の彼。
複雑な気持ちになった。
ハイライト動画
ケビンHC代行コメント
プロのチームとしてホームで大敗してしまうことは恥ずかしいことですし、自分たちにとって本当に悪い試合でした。
今日の試合で群馬さんがどれだけ強く、能力の育った選手が集まっているのかということと、タレントの揃ったチームに対して22のターンオーバーをしてしまうと、ミスから得点に繋げられ、今回のような点差がつくというのを見せつけられたと思います。
バイウィーク中もいい練習ができていたのですが、その練習の成果を試合に出せなくて残念です。
今日の試合から学ぶために、映像を見てチームにフィードバックして、チームとしてもっと成長したいと思います。
最後に
どうも秋田はバイウィーク中に、練習を積んできたというが、試合勘そのものが鈍っているかのようだった。やはりあの仙台戦を引きずっているのか?課題のオフェンスの停滞する時間は解消されなかった。10点差以上付き始めると、一気にモチベーション低下したのが見て取れた。
修正できない。これでは上位チームへの仲間入りは、今期は期待できないのだろうか?CS出場へ向けて勝利を積み上げるしかない秋田の立場。今一度選手同士で議論が必要な時期だろうと思う。
これまで、幾度も壁を乗り越えてきた秋田は、もう一段の壁を乗り越える必要がある。そうした努力を信じたい。
次節は来週の15日アウエー東京戦。