運命の3月!ケンゾー氏の指揮は?秋田は格上に浮上できるのか?来季の外国籍選手構想も加速する

bリーグもいよいと終盤に突入する3月に入った。チームによってはケガ人を抱え、このバイウィーク中に外国籍選手を補強するチームもあった。特に降格争いの下位チームにとってb1残留は死活問題だ。落ちたら上がればいいなんて悠長なこと入っていられない。

それはB2のレベルが上がってきているからだ。秋田は1年でB1昇格できたが、そこからは試練の日々の連続だった。

秋田は今週、ホームで群馬を迎え撃つ。そして東京、横浜、宇都宮と続く。もちろん秋田の現在地からすれば上位チームとの闘いだ。なので秋田のチーム力がわかる。競って負けるか?競って勝つか?大差で突き放されるか?逆に突き放すか?

もちろん、やってみないとわからない。

このバイウィーク中にそれなりの準備をやってきているとは思う。ケンゾー氏の指揮があったとも聞いた。一度自由にケンゾー氏の采配を試合で見てみたい。もうそろそろ実践をされてもいい時期ではなかろうか?

ここまでの秋田の戦いぶりは下位チームには連勝したが、直前の仙台に負けた印象が、あまりにも悪すぎた。ディフェンスもオフェンスも然りだが、停滞するオフェンスでは上位チームの対戦すると、心細い限りだ。

外国籍選手のキッド選手もマークがきついと、得点が伸びないのも深刻で、打開できる外国籍選手が実はいないのを露呈した。それは仙台戦のバーレル選手が気を吐いて示した得点力とは違っていた。

勝負は時の運。バスケは流れのゲームだが、秋田は不調を修正できないで終えるゲームがある。

よく言えばまだ伸びしろがあるということでもある。

日本人選手も田口選手の穴を埋めている。長谷川選手はベンチスタートになったものの、激しい秋田のディフェンスを人一倍体現している。インサイドへの切り込みも魅力的だ。調子のいい時はもう少し見てみたい選手の一人だ。

カンター選手はトルコではいわゆるスコアラーだった。秋田でもリバウンドのポジションがよく、奮闘はしている。しかしオフェンスに関しては、いささか物足りない。B2青森で活躍しているデイビス選手を切っての、招来であることを考えると、この先、ともすれば来季の扱いは慎重になるかもしれない。

たられば、は良くないがデイビス選手とザック選手のあわせでインサイドを切り裂くシーンを見たいと思った。

しかし試合は続く。残りの試合で期待する選手が、存分に活躍し、勝ち星を積み上げる展開もある。今後の試合内容は、CS出場への期待と同時にB1上位に行くための戦力確認のゲームでもある。

また新B1への参加条件来場4000人平均を達成するには、勝たなければいけないのだ。秋田ファンは目が肥えている。不甲斐ない試合をするものなら、試合を後に席を立つ。

情けない試合はできないし、勝利をつかむ術をチームで発揮するしかない。んでねー?