新たな補強なしで?名誉挽回へ!ホーム群馬戦で激闘を制することがCS出場の第一条件になる

現在天皇杯バスケやワールドカップの強化試合でバイウィーク中だ。

それにしても、CS出場を虎視眈々と狙うチームはこの時期に補強を行っている。
西地区3位の広島は220センチのビッグマン、フィリピン人のカイ・ソット選手を獲得した。
2位の琉球ゴールデンキングスは202cmのカール・タマヨ選手を補強した。

横浜のリトルモンスターこと河村勇輝選手は琉球相手に45得点をたたき出し驚かせた。
中地区3位の信州もホーキンソン選手が帰化をし、日本代表に選ばれた。新たな補強ということではないが、チームとして勝負をかけて来そうな気もする。

降格争いの、レバンガ北海道はムソン・フローリングと今シーズンの契約に合意した。現在23歳のフローリングは、213cm、109kgのパワーフォワード兼センター。課題のリバウンドの解消と二次攻撃の厚みを期待できそうだ。北海道はそんなに悪くない外国籍選手がそろっているのに、結果が結びつかない状態が続いていた。

富山グラウジーズも、元秋田のナイジェル・スパイクス選手と短期契約を結んだら、その後香川ファイブアローズ所属のマイルズ・ヘソン 選手が期限付き移籍で合流。目まぐるしい入れ替えではあるが、それぐらい危機を感じ取り必死だということ。傍観しないで、今、やるべきことをやっている印象だ。

秋田はこの時期に新しい選手の補強の情報はない。しかし先の東北ダービーで仙台とのゲーム2を落としてしまった。その敗戦の内容があまりにも酷かった。計算の出来るキッド選手の不調、ザック選手もカンター選手の得点も低調だった。

爆発してほしい保岡選手も早々にベンチウォーマー。スタメンメンバーも今一つ。唯一気を吐いたのが、長谷川選手だった。

この敗戦イメージを払拭して、練習をしていると思うが、次節の群馬戦をどう準備しているのだろうか?チーム力が安定しないので不安といえば不安なのだが、東地区2位へ滑り込まないと自力でのCS出場は厳しくなっていく。

下手をすればもう一つも落とせない試合なのだ。

単なる消化試合になるなら、新B1への基準である観客動員数も減るので、危機だろうし、秋田らしさで勝ちを積み上げていく他ないのだ。

このバイウィーク中の練習で、選手は上位チームに勝つべく、準備をしているに違いないと信じたいし、選手のステップアップにかけるしかない状況だ。そうしながら未来の扉を開いていく!