吉田輝星も今年で5年目のシーズンを迎えるのですね。1年1年成長の度合いがあって確実に前に行っている実感はあります。ただ周りの期待は大きくて、それに伴う評価は厳しいものがあります。
昨年は火の玉ストレートの、藤川球児氏をコーチに招き、ストレートの改善に着手した。
そのかいあって見せ場は作るが、制球が甘くなり痛打されてしまい、不本意なシーズンを過ごすことになった。
同期の活躍や、ドラフトで若い選手が結果を残してはいるが、吉田投手の積み上げた経験もこれから生きてくるべく、今回のキューバ戦での練習試合の先発マウンドだった。
それでもまだまだ模索中
いずれにしろ吉田投手の生命線はストレートではあるのは間違いないが、やはり「制球力、コントロール」だろうか。
剛速球で、なぎ倒すシーンももちろん魅力的ではあるが、追い込んで、最後甘くなるといかんなく痛打される。その悪循環を断ち切る意味で、今年はある意味ターニングポイントになる気がするのだが。
同郷のヤクルトの石川投手も制球力と投球術で200勝まで近づいている。その秘訣こそ大いに学んでほしいと思う。
ああ、ファーム最終戦の吉田輝星投手はいったいどうしてしまったのだろうか?先の巨人戦で見せた「甲子園ふたたび」の質の良いストレート。8月ファーム月間MVPを受けたばかりの投球がこれでは、指揮官の信頼を得るには、まだまだ時間 …