まるで別人?吉田輝星投手の脱力ストレートは斎藤佑樹投手引退に影響したのか?

ああ、ファーム最終戦の吉田輝星投手はいったいどうしてしまったのだろうか?先の巨人戦で見せた「甲子園ふたたび」の質の良いストレート。8月ファーム月間MVPを受けたばかりの投球がこれでは、指揮官の信頼を得るには、まだまだ時間がかかりそうだ。

今季最後の吉田輝星投手と斎藤佑樹投手

今一度比べてほしい!!

これはどこか、体のケガを隠しているのでは?と疑いたくなるストレート。

吉田輝星投手の疑問と不満

くどいようだが、7日巨人戦のストレートが本調子で、この日が最悪の球威だったとしても、これでは差がありすぎる。具体的にスピードで判断するならせめて145キロ前後を投げるくらいでなければ、吉田の実力を測るのが難しくなる。その時はたまたま148キロの見事なボールを投げられただけ、と言われかねない。

いい時も、悪い時も、少なくとも相手打者、見ている人には、あからさまに調子が悪いと感じさせては、そもそもの力がないと思われてしまう。

イースタン最終戦だが、もう来季への競争は始まっている。今から勝負なんだということを、吉田にはしっかり考えてほしい。今月中旬からフェニックスリーグが始まる。この日のようなピッチングでは、何も得るものなく今季が終わる。

自分は何を目指して今季取り組んできたのか。それをもう1度しっかり思い起こし、自分の持ち味は何か、1軍で勝てる投手になるために何を身に着けなくてはいけないのかなど、自分の立ち位置をしっかり認識して、数少ない実戦に臨んでほしい。

この試合では、先日引退を表明した斎藤佑樹が鎌ケ谷では最後のマウンドを踏んだ。DeNA乙坂から空振りでツーストライクを奪うと、最後の投球を前にタイムをかけた。どうしたのかと思っていると、目頭を押さえている。スタンドからは拍手、声援が飛んだ。

最後、空振り三振を奪うと、ベンチに引き揚げる際、再び目頭を押さえ涙をぬぐった。特にここ2年は苦しいシーズンだったと思う。いつもは心の揺れを見せず淡々としていただけに、感情あふれる最後の2軍マウンドだった。

この場面を、同じ甲子園のスターとしてドラフト1位の吉田はどう見たのだろう。斎藤には届かなかったところまで、吉田ははい上がって行けるのか。私はそう思いながら、斎藤の最後のマウンド姿を、お疲れさまでしたとの思いを込めて、見守った。(日刊スポーツ評論家)引用https://www.nikkansports.com/baseball/column/tamura/news/202110030001367.html

うーん、このままでは斎藤佑樹投手の二の舞になってしまわないか???老婆心ながら感じてしまいました。好不調の波がこれだけあると、1軍定着はかなりしんどいと思うのですが。

なんとか乗り越えてほしいいです!!!

斎藤佑樹投手引退セレモニーで熱唱のけぞる吉田投手