吉田輝星投手が1軍昇格のニュースが飛びこんできた。しかも西武戦で久しぶりの中継ぎ登板。
今季は2月のオープン戦で結果を残せず2軍落ち。今は夏の甲子園も終わってしまったが、もともと夏に強いイメージがある。プロ入りしてからもう5年になる吉田投手は好不調の波があり、特に制球を悪くしてからの自滅が一つのパターンだった。
なのでせっかくの若さ、バネを効かせてストレートでなぎ倒すイメージもなくなり、本来の躍動感には程遠い内容が続いた。もちろん一番苦しんだのは彼自身だ。
しかしその「もがき」が何かの光明を得るきっかけにもなったと思いたい。貪欲にアドバイスを受け次第にフォームを崩した今季はここから本当の意味での再起が始まる。
持ち味のストレートに魂を込め、一歩一歩積み上げてほしい。
