明桜対帯広農の第一試合は雨のため4回でノーゲームになった。明桜の風間投手はコントロールに苦しんだがノーヒットに抑え、打線も奮起し5-0と勝利への道を歩んだかに見えたが無常の降雨。
相手チームには恵みの雨。
翌日に順延となったが、両チームともに気持ちの切り替えが勝負を分けそうな雰囲気になってきた。
どちらかといえば劣勢の帯広農にしてみれば、雨に助けられた感が強かったろうし、明桜はやりたかったはず。
そのメンタルにおいて、監督やコーチの腕の見せどころはこれからにかかっている。
純粋な高校生の気持ちは、どっしりしてても実は微妙だったりする。逆に弱そうに見えて開き直り、いつも以上の実力を出す選手もいる。
今日でいえば風間投手にその才能に注目が集まるのは自然なことであるが、相手の投手は軟投派。しかし3回4回は立ち直り制球の持ち味を発揮した。
ともすれば「いつでも打てる」という慢心が大降りになり、低めの変化球に三振もした。今日の課題をいかに両チームが修正し、強いメンタルのまま再試合できるかが、勝負の決め手になると思う。
一回、憧れの舞台で試合化できたことをどちらがよりプラスに考えて、試合に臨めるだろうか?今回と真逆の試合展開になることもあり得るのが甲子園だ。
投手にしてみればさらに「1週間500球の制限」というルールがノーゲームでも適用されることになる。もしかしたら先発は風間投手ではないかもしれない。
あなたが監督だったらどう選手に言葉をかけますか?明日の試合までどんな練習をしますか?
明桜監督のコメント
輿石重弘監督は「(甲子園での)公式練習がなかったので、それができたと思って、また明日に向かいたい」と語った。
引用:https://www.sakigake.jp/news/article/20210812AK0033/?nv=akita
当の風間投手は油断しないで、丁寧に投げていくと話していたが、逆に力んで、縮こまったフォームになると持ち味が出なくなる可能性もある。自分を信じて、力まずリラックスして投げてほしい。
帯広農選手のコメント
嫌な流れの中でも選手はそれぞれ、風間攻略の糸口をつかんでいた。先頭打者で強烈な二直を放った西川健生三塁手(3年)は「ストレートは打ちやすい。手応えはあった」。初球を振って三邪飛の渋谷悠稀捕手(3年)は「打てないボールではないと感じた」と強い口調で話した。13日も先発するか未定だが、映像でしか見ていなかった風間の投球を体感できたことは、大きな意味がある。
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/b34b66ed0fcc7855b6aba4e309988c51ea3eedc0
うーん今日と真逆の展開になる?高校生にはいろんなことが起こりえる。
大会第2日まで、140キロ以上を記録した投手は6人。日大山形・滝口琉偉投手(3年)の147キロがトップだった。世代最速の称号を持つ風間が、初回から更新した。
引用:https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/202108120000089.html
うーんでも、明日も、明後日も、悪天候かもしれません。それにより、日程が変更される可能性あり。何とかいい条件でやらせてあげたい。
でもね、ここだけの話、スカウト舞台はいい投手ほど、早く負けてほしいそうだ。投げすぎて肩、肘を壊さないように。
吉田投手もプロになって本来のストレートの持ち味が、出ていないのも納得できる。んでねー?