ブラウブリッツ秋田のチーム状態が悪すぎるので、心配になった。昨シーズンの活躍が嘘のようで、今期は、通算4勝1分け10敗の勝ち点13で18位。降格圏内に沈んでいる。
持ち前の上からのプレス、球際の強さ、走り勝つスタミナが影を潜め、押し込まれる時間帯が長く続く。相手チームはこぼれ球を拾い、2時3次攻撃を仕掛け、秋田は防戦一方。
攻撃の形も相手陣内へのロングボールを多投し、単純で、読まれやすいし、パスをつないで突破できない弱さがある。なのでボール保持率が悪く、それだけで体力の消耗が見て取れる。
ブラウブリッツ秋田×ヴァンフォーレ甲府
顔を洗って出直した、水戸ホーリーホック×ブラウブリッツ秋田
最後に
万が一、J3降格になったら、新しいスタジアム計画そのものの危機が、訪れてしまいそうな、状況と言ったら大げさだろうか?残り23試合で降格圏内から脱出できたとしても、戦術の見直し、特にディフェンスの意識が統一できていない気がする。
失点を恐れるあまり、引きすぎボールを支配できず、相手のシュートの雨あられ状態だった。何十分も防戦一方で、秋田の時間が来ない。サッカーに素人の自分でも、「ヤバそう」と思ってしまい、明確な打開策をやろうとしているのが見えない。
個の力はわからないが、ボールを受けたらセットプレーをするがごとく、前線へのパスに固執して、チームの連動や、迫力がないのだ。
気持ちのリセット以前に、チーム戦術、、そもそも相手チームエリア内へ行けてないのだ。
以前はB1経験者の山形や仙台に勝ってきたが、今シーズンはまるでいい所がない。積み上げてきた物が見えない。エースストライカーの小松が際立っているかもしれないがその裏で、何かを見失っている気がする。
同じ秋田のプロスポーツを応援している身としては、心が痛む。その根本を変えるならば、ズルズルと行かないように社長が英断を決めるしかないように思う。