コロナ禍の影響が続く中Bリーグは今後の運営体制を発表した。来季は降格がないが、B2から昇格組にはキーナン選手がいる群馬が含まれる可能性もあり簡単に負けることは避けたい。秋田も積み上げてきた実績をより強固にし、または補強しつつ強豪の仲間入りを果たしたい。
Bリーグ2季後は1部24チーム 3地区制で争う
翌22-23年シーズンはB1が24チーム、B2が14チームの3地区制となり、2チームが自動昇降格する。新型コロナウイルスがまん延する影響は来季にも残るとの見立てから、降格を抑制することで、各クラブの財務状況を守ることなどを優先した。コロナ禍の前はB1とB2それぞれ18チームで行われてきた。
新型コロナウイルスの影響を受けるクラブ経営に配慮し、選手の年俸など人件費の高騰を抑えるための措置で、23~24年シーズンへ向けては昇降格制度を実施する。全選手への薬物検査を複数回行う方針も決めた。
引用https://news.yahoo.co.jp/articles/cc1dccc4687da7e8b84fb9107754634ae2756b9b
現状維持でチーム力アップか?大幅補強するのか?
Bリーグの未来体制の発表前、秋田は9人態勢でベストパフォーマンスを発揮しフルメンバーの川崎に勝利した!これは一つの秋田の底力でもあることを証明した。問題は常時遂行できるのか?なのだ。時々金星をあげるものの、負けパターンのほうが多ければそれは根本に問題があるかもしれない。
神様仏様細谷様
もちろん今季「日本人が頑張らないといけないシーズン」として送り出した。それは確かに昨シーズンからステップアップした選手もいるし、期待通りにならない選手もいるし、成長の段階とも見受けられる。
上位にいるチームはそこそこディフェンスの強度は心得ていて、実践できるチームだ。秋田だけが特化しているようにみえるが、逆に秋田に足りていない部分は明白といえる。
それはずばりオフェンス力だ。ディフェンスと同じくらい、機能すれば上位チームの仲間入りは想像に難くない。なので「オフェンスはいいからまずディフェンスをやってくれ」というだけの方針は疑問は残る。
ただ秋田のケンゾーHCの授けるディフェンスローテーションは100%遂行すればかなりの脅威になる。それがはまるとオフェンスもよみがえるのは魔法という他ない。
もちろん、ディフェンスでターンオーバーからのファストブレイクの得点は醍醐味ではある。しかし地道にシュートの質、タフショットを決め切るシューターの存在。それと、リバウンド、ゴール下の計算ができる外国籍選手の存在だろうか?
40分間のハードワーク、それを2日間。中2日での試合。それを考えると何が現実的なのか?この数年で見えてきたものもある。ましてけが人が、大黒柱が戦線離脱も想定しないと、チームとして戦えなくなる。
どんな選手がその時のピースとして発揮できるのか?未来を見据えて準備する必要があると思う。
例えば富山。この前まで降格争いをしていたチームだが、戦力の見直しで成功した。同じく渋谷も秋田のディフェンス張りのハードさを維持しつつも計算できるオフェンスを確立した。
チームを作っていくうえで、ある程度選手には伸びしろもあるだろうし、ステップアップもあるだろう。でもそれは安定する実力がないと、単なる好調な日として、埋もれてしまうのは残念だ。日替わりで活躍する選手もいていいが、相手を脅かす、持ち味のある選手に育ってほしい。
その努力が実を結ぶ選手も一握りなんだろうか?環境を変え、違うチームに行って花開く選手もいるだろう。
さあ、来シーズン秋田はどんなチームを作るのだろうか?その意味でも残りの試合、どんな戦い方、姿勢を見せてくれるのか?注目したい。