胃に穴があくようなゲームにしびれを切らした長谷川選手が3連続肉弾アタックでチームに喝!

昨日のゲーム1では仙台を56点に抑えて勝利した。藤田弘輝ヘッドコーチは「B1での積み上げ力の差」と脱帽した。その一方でオフェンスを抑えていることも確認できたようだ。秋田はその得点の引きだしを発揮できるのか?仙台はブース、バーレル選手を軸に、死に物狂いで倒しに来る。

試合結果・速報

2022-23 B1第22節2月12日秋田ノーザンハピネッツVSレ仙台89ERSゲーム2

秋田|15|13|17|16|=61
仙台|15|20|12|20|=67

やはり仙台が昨日とは違うオフェンスの流れを取り戻した。逆に秋田はオフェンスに激しさがなく、タフショットや、一人で打開するシーンが目立つ。なのでターンオーバーが膨らんで得点が伸びない。

気持ちのゆるみなのか?

2クォーターで仙台は田中選手が3Pシュートを決めて15-20と前に出た。秋田はたまらずタイムアウト!仙台は昨日のプレーを修正して、ファイティングポーズからパンチを浴びせている。田中選手が連続3Pシュートで15-25の10点差。秋田は長谷川選手が2スローで初得点。

秋田のザック選手からのバックカットのパスも出ない。中山選手からのキックアウトで長谷川選手が3Pシュートを決めて23-27。仙台はブース選手からハイロープレイでスティール選手がゴール下。

勢いは仙台だ。秋田は動き出しが重い。小林選手のフローター、青木選手のレイアップで26-33秋田がタイムアウト!古川選手が意地のカットパスで28-35。

後半の入りは若干秋田は動きが良くなった。しかし依然としてペイントエリア内への侵入が困難になっている。仙台はバーレル選手が縦に切り込みゴールを決める。秋田の外国籍選手はなかなかアタックできないのが不思議だ。

すると川嶋選手がスチールからザック選手がダンクを決めた。連続スチールを成功させるが中山選手の3Pが決まらず追いつけない。

カンター選手がバーレル選手のドリブルからボールを奪うと、長谷川選手はレイアップで切り込んだ、45-47。ここから長谷川選手は怒涛の3連続インサイドアタックを敢行する。それはぴったりとマークが付きながらシュートを決める体の強さには驚いた。

あと一人、保岡選手もぜひお願いしたいものだ。

ここからは付かず離れずの攻防で、秋田は川嶋選手が3Pシュートを決めれば仙台の青木選手もキッチリお返し。最後秋田はファールゲームを余儀なくされるも、仙台が我慢して逃げ切った。

仙田はバーレル選手が28得点、青木選手も14得点のキャリアハイ、秋田は計算の出来るキッド選手が10得点で、秋田のオフェンスは最後まで打開できなかった。


引用:https://basketball.mb.softbank.jp/lives/500434

ハイライト動画

ケビンHC代行コメント

仙台さんは昨日の負けから準備して修正をしてこの試合に臨んだと思いますし、藤田HCも素晴らしいアジャストをしてこの試合に入ったと思います。
自分たちのチームは反応するのが遅かったと思います。
今日の試合は完全に仙台さんのペースで続いていきました。

最近の試合はディフェンスが良くて、今日も70失点以下で抑えられたのは良かったです。
自分たちが成長できることをして、バイウィーク明けは勝ち切れる準備をしていきたいと思います。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=17380

最後に

何やっているんだ!そんな声が聞こえそうな内容
一度狂ったオフェンスの流れは、修正ができないまま試合が終わった。試合巧者といわれ、慢心してしまったのか?チームとしての限界点を見た気分になった。試合開始から緩い。コンタクトが緩い。オフェンスのあわせも仙台に読まれ、何気なくシュートを打っている、ペイントエリアに侵入する勇気にかけ、ヘルプも少ないし、二次攻撃が決まらない。

アンスポをもらっても生かせない。今日の秋田は高ストレスに支配されてしまった。

なので今日、秋田は負けなければいけない日。積み上げてきた物は間違いないが、打開できないなら一度壊して、負けから学ばないといけないだろう。これで2月の試合はなく、次回は3月8日水曜日ホーム開催。今日の試合が「ターニングポイントだった」と言える未来に期待したい。