B3岩手に勝って当たり前の試合!おいおいどっちがB1なの?秋田のゲームプランが圧巻過ぎた

2024年東北カップが青森で開催された。公式の試合秋田はB3岩手との試合。ともすれば「勝って当たり前」の難しい試合ではあるものの、ゲームの内容が問われる試合となる。先のプレシーズンマッチの宇都宮戦ではオフェンスが今一つで、負けている。果たしてその課題は少しでも払拭されたのだろうか?

試合結果・速報

2024 東北カップ 秋田ノーザンハピネッツVS岩手ビッグブルズ

秋田|9|29|24|17|=79
岩手|19|10|17|21|=67

B3岩手のヘッドコーチは鈴木裕紀氏。島根スサノオマジックの経験を持つ。なのでチームカラーは秋田と同じディフェンスを強化している。なので、1クォーターからバチバチやり合った。

秋田はリングに嫌われ、フリースローも入らない。岩手は速攻からの得点がかみ合い、6-0のランを作った。激しいディフェンスからの得点につなげたのは岩手だった。とはいうものの、秋田は余りにもスロースターター過ぎたのは見ていて不安だった。

2クォーターに入ると岩手のファールがかさみ秋田はフリースローを得た。そこからの得点でつないで、試合勘が戻ったのだろうか?元田選手のスチールから小栗選手のゴール下で18-24。ようやく秋田もターンオーバーからの得点を奪った。

そこから秋田に流れが来た。ライスナーのアタックや、アバシからライスナーへの合わせで30-28と逆転に成功。モランもスチールからのレイアップ、栗原もアタック2スローで38-29と一気に突き放した。

後半は岩手が連続得点でスタートしたが、アバシ選手がレイアップ、メコウルがトップの位置から3Pを決めた。岩手もマウンスが戻り、攻撃の幅を取りもどしたが、秋田の連携が良くなった。

元田選手からアリウープパスでアバシ選手が決めるとモラン選手もスチールからダンク、試合の流れは一気に秋田に傾いた。

ハイライト動画

ケンゾーHCコメント

岩手ビッグブルズ 鈴木裕紀ヘッドコーチコメント

1Qの入りはすごく良かったが、やはり遂行能力やディフェンスの強度だったり、時間が経つにつれて秋田さんの良さをすごく感じた。
ただ、今回の結果は必ずシーズンに活かせると思っているので、これからしっかり映像を見て、今日の反省を明日の試合に活かしたい。
https://aomori-wats.jp/news/detail/id=17368引用

最後に

今日はロスター全員をまんべんなく使い、選手にチャンスを与えた。田口選手以外全員得点を記録した。確かに選手の体調や試合勘は万全ではないものの、いろんな可能性を見せてくれた。

2年目のライスナー選手はインサイドアタックに磨きをかけていた。自分で課題を見つけて、チームの助けになるよう、オフの間策を練っていたようだ。アバシ選手は試合に出ることで経験を積ませた。2つのターンオーバーをしたが、3Pや、機動力を生かしたパフォーマンスは、アジャストに夢を抱かせた。

メコウル選手も3pやリバウンド、インサイドで存在感があったし、モラン選手もプレーに厚みを感じた。さらに良くなることを信じたい。

岩手は秋田のディフェンスの圧に我慢できなかった。秋田は序盤岩手のオフェンスに対して、我慢をし、ディフェンスを信じて新しい選手も含め、全員が同じ方向を見てプレーした。

明らかに昨シーズンとは違う何かが生まれようとしている気がした。


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