秋田は開幕2連勝で、今シーズン中地区に移動した渋谷との対戦。渋谷はケリー選手が戻り、リバウンドやアウトサイドシュートと自由なパフォーマンスが復活した。東北カップでは温存したものの彼を自由にさせない守りができるのか?また秋田の新しい外国籍選手、中でもペイントエリア内の得点がカギを握りそうだ。加えて好調な3Pシュートで突き放したい。お互い堅調なディフェンスを信条としている。それをかいくぐっての主導権争いが見ものだ。

試合結果・速報

2022-23 B1第2節10月8日秋田ノーザンハピネッツVSサンロッカーズ渋谷ゲーム1

秋田|21|16|18|25|=70
渋谷|11|27|16|17|=81

ゲーム序盤、渋谷は気合、集中力を保ちエナジー全開のプレーを仕掛けた。秋田も普段通りにアウトサイトシュートで活路を見出そうとしているが、リングに嫌われる。リズムに乗れない時間帯が続く。

伊藤選手がザック選手にハイロープレーでゴール下の得点で7-11までは良かったが、田口選手がアンスポファールをとられたり、不運。

さらに1対1の仕掛けを秋田は止められないまま、渋谷の連続得点を許してしまった。パス回しを早くしてノーマークのシュートは打てている。しかし今日は精度が低かった。

カンター選手はリバウンドで奮闘した。劣勢の中何度も奪った。トータルリバウンドは14。ただそこからのチャンスを生かしきれないのは痛かった。

後半になって、秋田も仕掛けた。ディフェンスの圧のギアを上げた。今チームとしてできることを遂行した。カンター選手のリバウンドからザック選手のインサイドで47-64。保岡選手のレイアップで49-64と久しぶりの連続得点。

怒涛の攻撃は、長谷川選手のフローター、キッド選手の3P、長谷川選手のアタックで57-72、さらに長谷川選手の3P、キッド選手がパスカットで70-78までこぎつけた。

最大23点差と開いた得点を8点差まで縮めた「爆発力」は示した。

ターンオーバーが17で渋谷は15。ターンオーバーからの得点は13で渋谷は21。この差は大きい。そして3Pシュートが26本打って6本成功で23,1%、渋谷は18本打って7本成功38,9%。また渋谷の石井選手、元秋田の西野選手がシュートブロックに貢献した。

アウトサイドシュートは水物なのでインサイドや合わせ、1対1での駆け引きが重要だ。この部分は試合を重ねて得ていくものもあるので、教訓を生かしてほしい。

ハイライト動画

ケビンHC代行コメント

長いシーズンではこういう試合もあると思います。
オープンシュートが打てているのに入らないというのが第1Qでありましたが、第2Qでも自分たちのディフェンスに影響してしまって、そこで点差をかなり広げられてしまいました。
SR渋谷さんは素晴らしかったと思います。ホーム開幕ということでエナジーを出してきてしました。想定していたことではありましたが、かなり勢いを持ってプレーされてしまい、こういう結果になりました。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=17096

最後に

ある意味渋谷とは因縁のカードだ。それは過去において、ケガのきっかけの何かが発生しているからだ。コールビー選手の両ひざの骨折や、アイバーソン選手の足首のねん挫。なので選手がとりあえず、ケガの無いように祈りながら観戦した。

お互いが開幕2連勝したチームで特に秋田の外国籍選手に期待はしたが、渋谷の気持ち、気合に飲まれてしまった感がある。しかし昨シーズン秋田も渋谷相手に厳しい戦いをした経緯もある。

ゲーム2は切り替えて、どこまで修正できるか?ケビン・ブラスウェルHC代行の腕の見せ所だ。んでねー?