白濱選手元シーホース三河に恩返し!攻守に白濱劇場見せた!MVPでハピネッツ2連勝

秋田ノーザンハピネッツはシーホース三河との戦いになるのですが、白濱選手がいたころとは環境も違います。ですが内心「メラメラ」としているのかもしれません。ハピネッツとすれば、前回バスケの街「能代」でいい戦いをしたばっかりなので、そのチームとして継続して戦ってもらいたいです。

シーホース三河の特徴

昨季は中地区1位(48勝12敗、勝率800)でCSに進みました。1試合平均得点はリーグ最多の84、6.橋本と比江島が去り、猪俣や栃木から加わった生原が司令塔となります。インサイドではベテラン桜木やバッツが強みを発揮します。また金丸の3Pは精度が高いです。また鈴木ヘッドコーチは能代工業高校バスケットボール部のOBです。うーん素晴らしい!

ハピネッツはどう戦う?

はい!今までと変わらずにまずはディフェンスからインサイトで攻めます。挨拶がわりに白濱選手がレイアップシュートや3Pでオープニングをお願いしたいです。もうハピネッツは前からくるディフェンスは有名で、動画でも確認されています。ですからいつものようにアグレッシブなプレーを展開するのみです。だって各地区の首位との対戦でも勝利していますから。もう教訓もつかんでいますし、伸び伸びとプレーしてもらいたいです。そして一皮むけたハピネッツを披露して、反転攻勢開始ののろしをあげていきましょう!籠球侍的にはコールビー選手のレイアップシュート、見てみたいです。まだ出していません。ブロックショット、ミドルシュート、ゴール下でのダンクも優しく丁寧でしょう?あとは切り裂くレイアップシュート!あの、新潟のガードナーや富山のスミスのように。ペップHCは「やっとチームに求めていた情熱、強度、勝利に対する姿勢が出てきた。順位は低いが、私はこのチームをあきらめていないし、勝ち続けられるポテンシャルはある」と話す。さあハピネッツは好調を維持できるのか?

下山貴裕戦手のコメント

「自分達がしっかりつなぐことで味方の外国人選手が休める。まだ課題も多いがこのチームでこれからも戦い続けたい。」

18-19 B1第11節11月23日vsシーホース三河試合結果

いきなり小野寺選手のポジショニング中でファールで幕を開けました。気合いが入っています。それでも相手のオフェンスを凌ぎました。ハピネッツはお決まりのゴール下でキーナン選手がシュート体制でファールをもらったがフリースローを外してノーゴール。それから三河が連続得点を決め4-0。ハピネッツはゴール下の不用意なファールがなくなって、コントロールが出来ていました。その中で三河はゆっくりと、得点を伸ばしてくる。ロースコアは三河の展開。それに付き合い、ハピネッツはどこかリズムが悪いです。リバウンドを頑張って早い展開に持ち込みたい。その思いが届いたのか、中山拓哉選手のスチールから、ターンオーバーを誘って、保岡龍斗選手が3Pを決めました。7-11。すぐに谷口選手が3Pで10-11。キーナン選手からのパスをゴール下で保岡龍斗選手がファールをもらいながらの得点を決め、オンザコートゼロで無得点に抑えたのは見事です。 2クオーターはコールビー選手連続得点で先行。小野寺選手が3ファール。うーん、主導権争いでやり合う展開。でもここで白濱選手が金丸選手のシュートをブロック、そこから早い展開に流れはハピネッツに傾きました。じりじりとした展開も、白濱選手が相手のパスコースを読んでパスカットを何回も決める!すげえ!この集中力。美川はB1で唯一ターンが少ないのだが、今日は多い。勝負は後半へ。

3クオーターはキーナン選手の3Pで始まる。その後は一進一退の展開で、三河に流れが行きそうなところで、出ました、ゴール下の番人コールビー選手のブロックショットが炸裂する。しかも連続で。鬼のように立ちはだかりました。46-41。4クオーターはコールビー選手のダンクで始まりました。対する三河はここにきて外角シュート3Pが決まりだし反撃開始。連続3Pで52-52に追いつきました。さすがでした。しばらく我慢の時間帯が続き、またも白濱選手の3Pで59-55。すげえ!

残り1分34秒三河の3pで62-60で再逆転。でもキーナン選手のフリースローで62-62の同点。最後はキーナン堅守バスケットカウントワンスロー。実況の声も興奮気味でした。本当に手に汗握るとはこのことですねって感じ。追いすがる三河の連続3Pが外れてタイムアウト。三河の追い上げ、ハピネッツの粘りどちらもすごかったです。
秋田|17|15|14|18|=64
三河|15|14|12|21|=62

MIPキーナン選手のコメント

大きなブースターの声援がとても力になった。1対1で相手の外国人選手に連続3Pを打たせたところを修正したい。

MVP白濱選手のコメント

「古巣なのでやってやろうという気持ちと、シュートが外れて不安な気持ちがあったが、自分で出来るのはディフェンス。頑張ろうと思った。」「相手の得点源の選手を自由にさせないペップHCの指示を守った。」「たくさんの応援がとても力になった。」「三河時代の練習ではどうしたら相手が嫌がるか?と考えながらプレーしてた。今日の試合でそれができた。周りの選手にも助けられみんなで抑えることが出来た。」

ペップHCの注目発言

「ホームアドバンテージを強く感じた。皆さんの声援をあり難く思う。」「選手はしっかり食べて、休んで明日に備えてもらいたい」
今日のハーフタイムでも話しましたが、接戦になったとき、シュートセレクションだけでなく、ひとつひとつのプレーの選択をしっかりとおこなうこと、そのプレーの目的を果たすためにコート上の5人がしっかり共有できていなければ、ひとつのミスが致命的になると考えています。一日一日チームは成長してきていると思います。経験値が足りないがゆえ、今だからしてしまう、他のチームのベテラン選手ではありえないようなミスもありますが、シーズンが進むにつれてそれも減ってくるはずです。若い選手が多いですが、こうして試合に出ていることは彼らの経験になっています。自分たちは良いチームになる過程にあり、今後まだまだ良くなると思っています。

三河の鈴木貴美一HCのコメント

「リバウンドの差で負けた。秋田はボールに対する執着心が素晴らしかった。」「ビッグマンだけに頼っていては駄目。秋田は速攻を決められてもいいと言う覚悟で全員がとりにきていた。そういうところの差だ。」「育ててもらった場所で故郷に帰ってきたようでうれしい。ファンが大きな声を出す素晴らしい会場で試合が出来てよかった。秋田には勝つつもりでやっているが、いつも気にしているチーム」

最後氏に籠球侍から

今日は久しぶりに成田選手がゲームに出てきて嬉しかったが、なんか元気がなかった気がしました。彼は本来俊敏性があるし、相手をスピードでかき回せるものを持っています。彼なりにB1の壁を越えようと必死だと思います。彼ならできる!身長の高さに対してスピードで何度も打開してきた「能代工業」のように。