さあ9月18日より山形市で2021東北カップが開催される。コロナ禍ではあるが、昨年は開催できなかったことを考えると本当に待ち遠しかったし、運営関係者には敬意を表したい。
さて秋田はシードされて、19日青森と仙台の勝者と対戦する。おそらく仙台が勝つと思われるが(青森ファンの方ごめんなさい)仙台は先のプレシーズンマッチで宇都宮を撃破している。
その戦い方は秋田のお株を奪う「40分間のハードワーク」の実践にある。それはまたチーム状況が完全でない宇都宮を終始圧倒した。外国籍選手もオフェンス力が高い。チームの連携もその時期としてはよくできていた。
明日からシーズンが始まってもいいくらいの出来だった。
秋田はというと、チームの仕上がりは遅れている状態で、5対5の練習ができていない状況。最近は外国籍戦手もようやくそろって、急ピッチで仕上げているだろう。
チームの仕上がり状況
注目はアイバーソン選手とグリン選手だ。
コルトン選手は213センチのビッグマン。リバウンドはもちろん、琉球のクーリー選手並みにゴール下で圧党的な存在感を示せるか?期待がかかる。
そして走れるビッグマンなので、アリウープパスを受けてのダンクで勢いつけてくれそうだ。
グリン選手の特徴はなんといってもアウトサイドシュートにある。中でも3pシュートの精度だろう。B1の環境下でどれくらい決めれるだろうか?
また彼に刺激をされて、多田選手保岡選手、そしておいさー田口選手の奮起も。三遠から新加入した川嶋選手も勝ちに飢えているので、リミッター解除してくるはず。
秋田の仕上がり遅れのネガティブな情報を一新してほしい。
もちろん、まだ開幕前ではあるが、勝ちにこだわったゲームプランの遂行をしたいところだ。
仙台のヘッドコーチは昨シーズン琉球を率いた藤田HC。彼も西地区で首位をキープした実績は本物で、勝ち方を知っているHCだ。
秋田がやりたいバスケを先に仕掛けてくるだろう。秋田はともすればスロースターター。オフェンスで、もたもたしていると一気に仙台から走られてしまう。
しかし秋田はそれを慌てることなく修正し、B1での一日の長を示せるか?プライドをかけた一戦にもなろう。すんなり勝てるとは思わないが、開幕まで収穫のある試合となるように願う。