過去千葉ジェッツに勝っていた事実!勝負は時の運、ただしそれをどうやって手繰り寄せるのか?が問題!


今週末にはいよいよハピネッツは千葉ジェッツとホームで対戦する!強敵と連呼されていて、ハピネッツはどこか恐縮しているかの空気がある。その原因は前節の北海道戦の戦い方、負け方に起因しているかのようだ。対する千葉もA東京と戦って勝利しているからその差においてアドバンテージがあるようにも見える。

ハピネッツはある意味、今シーズンは試練との戦いでもある。B1で果たして戦える戦力なのか?誰もがそう感じた。開幕からの6連敗で不安はマックス状態。

でもハピネッツはペップHCの下、チーム一丸となって、耐え抜いた。名古屋や三河とも対等に戦えるチーム力を示した。ただまだ、勝てる試合をミスによって、逆転負けしたり、悪い流れを修正して勝ち切る段階までは到達していないので、上位チームとの試合に不安があるし、対戦チームには一日(いちじつ)の長(ちょう)があるのも否めないところです。

B1初年度、ハピネッツは強豪相手に勝っていた事実

2017年、B1スタート年、ハピネッツは今と同じ東地区にエントリー。苦戦続きを強いられた。そんな中で強豪チームと対戦するわけなのだが、栃木、A東京、千葉にも勝利をあげている事実があります。それも結構点数差での勝利です。

もちろん登録選手も今とは違いますし、チームの実力も比べ物になりません。
千葉には富樫選手はいましたし、ハピネッツは安藤選手(現A東京)、レオ・ライオンズ選手(現富山)セネガル選手(現福島)らがいました。
勝った試合はもちろん、ホームでしたので、気持ち的にもアグレッシブでしたし、安藤選手や谷口選手の3Pは特に目立って得点していましたね。
でもお互い決定的な違いはどこにあるかというと、「ディフェンス」の強さだと思います。堅守速攻のスタイルは当時のものよりも、より洗練され、高度になっています。ですのでミスが続くと一気に点数が入り、逆転するには、至難の業となっています。得点の差が付かない展開においては、ジリジリと我慢を強いられます。そんな時ほど、選手層が厚く安定したプレーをするチームこそ強みとなるのです。

ハピネッツの課題を克服

ハピネッツはまさしくその部分の強化が喫緊の課題です。今も秋田銀行の体育館で猛練習している最中なのかもしれません。ディフェンスの認識はチームで確認、共有出来ていると思います。後はそのプレーの質を落とさないで、いい流れを変えないでタイムシェアをする必要があります。
最近の流れでは1クオーターの中盤を過ぎるとコールビー選手を下げてオンザコート1にして、日本人選手を入れ替えています。その時にミスマッチを突かれ反撃を許すのか、得点を重ねるのか?この対策が重要になるわけです。 3Pの精度がいい選手が活躍してくれればそれに越したことがないですし、レイアップシュートを決めてくれてもいいです。

ですが変わった選手がつまらないところでファールをして、流れを相手に渡すのはつい「やめてくれー」と吠えてしまいます。
相手もハピネッツのディフェンスを研究してきますが、個人ファールはコントロールして、オフェンスリバウンドや、スチールに貢献してほしいと思います。んでねぇー?

外角シュートは好不調の波がどうしてもあると思いますが、迷うことなく打てる時は打ってほしいです。どうか強い気持ちで「やってやろう!」と40分間望んでぜひとも、勝利にこだわってハピネッツ魂を見せてください。日本一のハピネッツブースターが支えますぜ!