いよいよハピネッツは12/22(土)23(日)千葉ジェッツ戦。田口選手が電撃移籍してから、初めて秋田の地で再会、そして戦いの日を迎えます。最近のハピネッツは好調の波があり、安定させるには現状の課題を克服しなければなりません。特にこれからシーズン終盤にかけて覚悟をもって取り組むべき内容なのです。
秋田出身の3ポイントシューター田口選手からのコメント
ハピネッツの喫緊の課題とは?
前節北海道に負けたとき、ペップHCが言った言葉から引用したいと思います。
「特にディフェンス面で問題が多く現れた試合だ。ベンチから出たメンバーがいい流れを止めたり、プレーのレベルを下げたりと、先発メンバーと同じように出来ていない。」攻撃ではパスミス、守備ではファウルの多さが目立ち流れを悪くして逆転負けした。序盤は先発陣が積極的な守備で流れを作りましたが、試合が進んで選手交代が増えてくると、相手にうまくマークのずれを作られて失点されてしまう。
まら外国人選手への不用意なファールも目立ち、フリースローを与えては3クオーターで29点を与えてしまった。
快勝した前節は1試合でターンオーバーが7だったのに、北海道1戦目が21、昨日が19と大幅に増えた。もちろん、相手の守備が厳しかったのもありますが、安易なプレーも見て取れました。
保岡龍斗選手のコメント
「ハーフタイムに選手同志で話し合って、連携が良くなったが、もっと早く修正しなければならなかった。」
果たして千葉戦での秘策はあるのか?
「強い相手だが今回出た問題を修正するために、練習を集中的にやりたい。先発とベンチメンバーが同じ水準でプレー出来るようにしなければならない。」とペップHCは改善を誓いました。
最後に
確かに、8日間で5試合とい過密なスケジュールですので、体調や気持ちのコントロールは難しいです。しかしある意味、ハピネッツは困難を血肉に変えているところだと思います。ペップHCは何回も「このチームはあきらめていない」との言葉があります。まだまだ強くなる要素が眠っていると思います。
例えば昨日は栃木と新潟の首位決戦がありました。ホームの新潟がリードをしていて、「今日は新潟だな!」と思ったらじわじわと栃木がディフェンスの圧力を増して東地区首位の栃木が75―73で中地区トップの新潟を下し、19勝4敗とした。新潟は15勝8敗。
これ、点差は11点ぐらいあったと思うし、新潟のガードナーもいるし、このまま行くと思ったけれどアウエーの栃木は冷静に、やるべきことを、やっていき、ディフェンスからオフェンスへのリズムを良くしました。その選手一人一人が何をして何をしていけないかを、気持ちと体に染みついている感じがしました。
だからある意味4クオーター最後まで、落ち着いて見ていられました。ハピネッツもやっぱりこれを目指していると思います。選手一人一人が安定した守備をコントロールできれば理想です。これは秘策ではなく、「凡事徹底」レベルかと思います。40分間それを集中して余るぐらいの、強靱な♥(ハート)と体力の構築。&心底「やってやろう!」と全員が想いを継続できるのか?私に魔法が使えるなら今すぐにでも叶えてあげたいです。勝利の方程式は分かっている!頑張れハピネッツ!