悲願の千葉戦勝利はいつか?和雄氏は保岡選手に続き田口選手へ激を飛ばすのか?

秋田はb1リーグで初の5連勝を達成した。その試合内容が充実している。以前は例えば東地区強豪相手に勝利するも、次の対戦チームに負けたり、ちぐはぐな場面もあったりはした。しかしここにきてチームの戦術が選手へ浸透してきている。悲願の千葉戦勝利もそう遠くない現実のものとなる日が近づいているような気もする。きっと勝利へのカウントダウンは始まっていると思う。

それは劇的なブザービーターで決着するのか?100点ゲームでやり返すのか?わからないが、感動のドラマがあるに違いない。

ケンゾーHCは日本一を目指す志は1ミリもぶれてはいない。けが人がいても、100点ゲームをされてもしかりだった。「オフェンスはミスが多い、うまくできるチームでもないと思っていますし、これはチームとして課題として、取り組んでいくんですけど、シュートが落ちても決まっても、ミスしても、いいんですけど、ディフェンスやってくれと。それが僕たちのスタイルなんで今日49点に抑えたことは非常に誇りに思います。引き続きチームは成長していきますので、、応援よろしくお願いします」と先の島根ゲーム2を締めくくった。

秋田がここまで成長できたのは、もちろんブースタの応援やいろんな人の支えがあった。中でも中村和雄氏の保岡選手への激は歴史に残るシーンだった。

これで保岡選手は輝きを取り戻すことになる。

さて千葉を見渡した時、気になる選手がいる。そう、元秋田の田口選手だ。最近は不調でめっきりプレータイムを落としている。印象は力強さにかけ、どこかほっそりした感じである。

もともと彼にはオリンピック出場の夢があり、新しい環境を求めて千葉に行った。千葉に行き富樫選手らと共にプレーをし輝いた時間もあって、ステップアップも順調に感じた。

先の秋田戦でも不調の中、プレータイムをもらっては2本の3pシュートを決め、これが復調のきっかけと思いもした。久ぶりの「おいさー」も飛ばした。

彼は中村和雄氏の連絡先は知っていると思うし、何かの時は相談できる恩師でもある。しかし秋田を飛び出した手前、おいそれとコンタクトできる心境ではないのかもしれません。

過去、秋田のホームゲームでは中村和雄氏が試合に駆け付けた。マッチョの引退セレモニーでは富樫選手と共に花束を贈呈していた。その時は中村和雄氏に挨拶をしていたものだ。

田口選手にしてみれば、一つの試練の時なのだろう。

でもやっぱり、輝きを取り戻すのは、なにがきっかけになるかわからない。中村和雄氏が保岡選手に投げた言葉を自分に置き換えて、復活の手ごたえとしてほしい気がしてならない。


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