2024年スタートの2連戦はアウエー広島との戦い。広島は攻撃的なチームで、タレントもそろっている。秋田はチームディフェンスで広島のオフェンスをどれだけ削れるか?1月はいよいよ上位チームとの戦いが続き、秋田のチーム力が問われそうだ。アイザイア・マーフィー選手は、全治約2週間の左眼窩底骨折でエントリーできない。秋田は5連勝、広島は2連勝中。
試合結果・速報
2023-24 B1第16節1月5日秋田ノーザンハピネッツVS広島ドラゴンフライズゲーム1
秋田|19|14|16|25|=74
広島|23|19|14|25|=81
秋田のゲームの入りは古川選手が連続の3P、赤穂選手のアタック、ライスナー選手のアタックで12-8で広島がタイムアウト。そこからの広島のオフェンスのリズムをけん引したのが寺嶋選手の高速アタックだ。
見事にスピードのミスマッチを突いた。さらにスチールからの速攻を決めた。秋田はアウトサイドシュートが決まらない。
さらにターンオーバーが多く、流れに乗れない。熊谷選手からザック選手へパスが渡り連続でゴール下を決めたものの、広島のエナジーがすごい。
秋田は長谷川、熊谷の2ガードでスチールからの速攻を決め31-34。古川選手がベースラインドライブを決めたが最後エバンス選手が3Pを決め42-33で前半終了。
後半は、広島のディフェンス力に秋田はなかなか得点ができない。外を回すだけのシーンがまた見えた。カットプレーが影を潜め、熊谷選手の3Pが決まり初得点。31-48。長谷川選手がしびれを切らして、アタックするも、ハールをもらって少し流れが秋田に来た。
ライスナー選手のスチールから、長谷川選手がルーズボールに絡んだ。保岡選手がタフショットを決め、49-56の7点差まで来た。
勝負の4クォータで秋田は信じれないミスが続く。エバンスのディフェンスでライスナー選手がターンオーバー、さらに連続で2つのターンオーバー。ただ広島もそれに乗じて突き放せなかった。
お互いゾーンディフェンスを敷いて、長谷川選手が高速アタック!ザック選手がエバンス選手を押さえ、花道を作った。
ただ今日の秋田はリバウンド意識が低く、寺嶋選手の3Pをブラックシァー選手がリバウンドからのゴール下を決めた。それでも秋田は自分たちのオフェンスで盛り返す。熊谷選手のバックドアパスを古川選手が決め、ドライブも決めた。ライスナー選手、ブラックシアー選手が3Pをやりあい、珍しく広島がターンオーバー。
熊谷選手がペイントからのパスでライスナー選手の3P。古川選手の3Pで71-71と追いついた。古川選手は最初から打つと決めていたシュートに見えた。
しかし、秋田のディフェンスの隙をついて上澤、寺嶋選手の連続3Pで勝負あり。秋田のミスが目立った試合だった。
ハイライト動画
秋田ビッグプレー動画
ケンゾーHCコメント
⇒ロバーツ ケイン選手のドライブで田口選手が倒された時オフェンスチャージ疑いのHCチャレンジを出さなかったのはどうしてか?
古川孝敏選手のコメント
勝てるチャンスがあった中で勝ちきれなかったのが非常に残念でした。
相手は変則的なディフェンスをしてくる中でチャンスを作れるシーンもあり、得点も最終的に70点以上を取れました。
前半でリバウンドを取られて得点されるシーンやターンオーバーからの失点が多く、戦術というよりはファイトしないといけない部分だったと思います。
自分たちでリズムを壊してるシーンがあり、そこからターンオーバーが生まれてしまったというのがあるので、流れをつくるようなオフェンスをしないといけないというのがあります。
非常に悔しい敗戦だったので、明日は勝って秋田に帰れるよう、全員でしっかり準備していきたいと思います。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=18161
最後に
秋田のターンオーバーの多さが新年早々、気になったし前半、フワフワした感じのディフェンスに見えた。広島の寺嶋選手のアタック攻勢でまんまと乱された。彼は初めからエンジン全開だった。
そこから受けに回ったような気がしたし、アグレッシブな動きが少なかった。オフェンスリバウンド取られすぎでセカンドチャンスでやられている。TOVから24失点。セカンドチャンスで24失点、合計48失点。これはプロとしては恥ずかしい。
またカーター選手がおとなしすぎた。一体何があったのだろうか?秋田のシューター陣の頑張りも必要だが、彼はインサイドのアグレッシブさは無かったし、リバウンドの貢献も少なかった。カーター選手の魔法は消えたのか?コーチは良く話し合うことも必要だろう。