まさか連勝の代償?チーム内に激震!攻守共に悪癖満載の秋田の次なる手段はこれしかない

ゲーム1は71-71と追いついたが、ラスト3P2本を決められて、惜しい敗戦となった。しかし秋田は全体的にアグレッシブさを欠いたし、前半のアウトサイドシュートが決まらなかったところを、寺嶋選手の再三にわたるリングアタックで、悪循環に陥った。ゲーム2は秋田の修正力こそ問われ、目の前の試合を勝たなくてはCSカムバックは難しいだろう。

試合結果・速報

2023-24 B1第16節1月6日秋田ノーザンハピネッツVS広島ドラゴンフライズゲーム2

秋田|15|11|17|25|=68
広島|23|21|18|20|=82

秋田はカーター選手をスタメン起用し、リバウンド対策に従えた。しかし秋田はいきなりターンオーバー。8-0のランを許す。カーター選手も3Pを返すと、広島のトラジションバスケは昨日と同様に全開モード。

さらにディフェンスでもWチームを仕掛け、秋田のターンオーバーを誘発し、間違いなく広島ペース。オフェンスリバウンドは取れているのだが、いかんせん、アウトサイドシュートが決まらない。

秋田ベンチもタイムアウトで修正を試みるが、劇的な変化もなく飲み込まれていく。時々ディフェンスで流れを断ち切りに、ショットブロックバイオレーションでやり返すも、総合力の差はいかんともしがたい。

帰化選手の河田チリジ選手は昨日はファールトラブルになったものの、随所でシュートブロックやリバウンドで貢献、インサイドでリムプロテクターぶりを発揮した。

後半、秋田は長谷川、熊谷、ライスナー選手の3Pで追い上げ、8-0のランに成功。今日の唯一の見せ場を作った。

しかしチーム力の差、勢いに差があり、エバンス、メイヨ、ブラックシアー選手、上澤、寺嶋、船生選手の決定力、その完成度には大きく水を開けられた。加えて広島のディフェンスも秋田以上、良く準備されていた。

ハイライト動画

秋田ビッグプレー動画

ケンゾーHCコメント

ライスナー選手のコメント

苦しんだ2戦でした。
昨日の試合はターンオーバーとオフェンスリバウンドを与えてしまい試合が崩れてしまいましたが、今日に関しては特にオフェンスがうまくいきませんでした。
フィールドゴールパーセンテージも約32%で、そのような数字だとどんな相手にも勝つのは難しいと思いますし、いろんな面で苦しんだ二日間になりました。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=18162

最後に

秋田には厳しい結果となった。12月の連勝がもたらしたのは、進化でなく実は「停滞」だったのだろうか?2試合続けての悪癖のターンオーバーとオフェンスの停滞はもう数年来の絵だ。外国籍を変えて、安定したと思ったら、強豪がこうして教えてくれる。

ならば本気でアジア枠と帰化選手を取りに行く必要もアリだが、財政的に乏しい言い訳があるだろう。

このままCSカムバックもなく、降格もなしでシーズンを終えるのなら、それ相当のチーム力というべきなのか?明確なチームコンセプトが伝わらないで現状はいいはずがない。

広島は田口、古川選手に仕事をさせないと意気込んでゲームプランを遂行した。秋田も仕掛けるのだが、やすやすとかわされた。普段練習にもないシチュエーションに何度も跳ね返された。

秋田が下位チームに仕掛けているそれを、2日間味わったのだ。これを純粋に経験値として受けいれ、反省し、繰り返し練習をして、伸びしろを発揮できるか?または強豪につまらない試合を繰り返すのか?

こんどこそしっかりと準備して、秋田の勝ち切るバスケを見せてほしい。やっぱりまずはディフェンスから!!!動画を繰り返し見て!対策は急務だ。

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