いよいよ昇格組の群馬と、ホームで激突する。秋田はもはや、けが人うんぬんとは、言っていられないが、先の千葉の2戦で見せたファイトを持続できるかが一つの分岐点だろうか?
チーム一丸となって戦い、群馬のインサイド攻撃を耐え、勝利したい。
2021-22 B1第4節10月23日秋田ノーザンハピネッツVS群馬クレインサンダーズゲーム1
秋田|18|17|22|31|=88
群馬|14|12|33|24|=82
ああ、秋田はアイバーソン選手が不在。インサイドの合わせを見られないゲームは正直言って群馬に有利かと思えた。しかしふたを開けてみれば、秋田のシューター陣の奮起で、それは一変した。
秋田は持ち前のプレッシャーをかけ、群馬のインサイドを封じた。それでも元秋田のキーナン選手を先発に起用した群馬はインサイドで強みを発揮して先行する。
オンドレイ・バルヴィン選手は217センチでB1ではもっとも長身の選手が出てきたときには、リバウンド争いではやられると思ったが秋田はそれ以上に、オフェンスリバウンドで頑張った。中でも序盤、中山選手が3つ絡んだのは素晴らしかった。
秋田はまたしてもデイビス選手が2ファール。またしても千葉での悪夢がよぎったが、ワン選手が体を張って、起用に答えた。その中でやはり、得点の強みはアウトサイドシュートだった。
田口選手、グリン選手、古川選手が随所に決める。33-24と9点差をつけた。
3クオーターではキーナン選手が決め42-40 、古川選手が決め45-40と決めてほしいところで決め切った。しかしこのクオータはから点の取り合いになる。
レイアップに来たキーナン選手をデイビス選手が打点の高いシュートブロックで防いだ。
秋田はゾーンディフェンスを多用するも、キーナン選手のアウトサイドシュート等で57-58で勝負の4クオーターへ。
一進一退を繰り返し、秋田はグリン選手のレイアップ、ワンスローで66-65と前に出る。その後も3Pシュート、ワン選手のインサイドアタック、ゴール下で踏ん張り、73-72で残り4分の勝負へ。
ワン選手は試合ごとに確実にステップアップしているのが嬉しい。
この試合展開は、もう、誰かがいないから、出来なかったではなく、どちらのチームがゲームプランを遂行できるのか?の戦いになった。
秋田はビッグマン不在でなあるが、ここから古川選手が奇跡的な、プレーを見せた。連続で3Pシュートを決め、83-74。古川選手は4クオーターでの不調を乗り越え、驚異的な数字を示した。
群馬もジョーンズ選手の個人技やキーナン選手のゴール下で詰め寄るが、秋田が振り切った。
最後は点の取り合いになってしまった。これは秋田のスタイルではない。もう少しディフェンスを修正しないと厳しい。また群馬のキーナン選手を止めれなかった。キーナン選手は秋田のシステムを知っている。28得点を許している。
ケンゾーHCコメント
先週の千葉戦では連敗して、今日対戦する群馬さんは帰化選手もいて、秋田はコルトン選手と伊藤選手が怪我で出られない状態でのゲームとなりましたが、選手たちは40分間我慢して戦ってくれました。
ミスは多かったのですがこの状況で持ちこたえたというのは大きな意味があると思います。
沢山の方の応援が後押しになりました。
明日も厳しい戦いになると思いますが、チームで戦いたいと思います。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=16264
キーナン選手のコメント
秋田はプレッシャーが激しいチームと知っているので、そこに対して自分がインサイドでアタックする。
それだけではなくて、きたところでアウトサイドにパスを出すということ。
また他の選手にも伝えましたがガードプレーもアウトサイドでプレッシャーがくるので、そこに対して焦らずやっていこうという話しをしました。
引用:https://g-crane-thunders.jp/news/detail/id=15073
ゲーム2も今日とは違う展開になる。好調なアウトサイドシュートを維持しながら、ディフェンスを機能させ、ロースコアゲームに持ち込みたい。