魅せた秋田の修正力!タレントぞろい宇都宮撃破のシナリオ遂行!小栗・メコウルキャリアハイ

昨日のゲーム1では秋田は40分間苦しい展開を強いられた。ケンゾーHC曰く、今季一番悪いゲーム。バスケットは流れのスポーツではあるが、みるみるうちに点差が開くとなれば相手は首位宇都宮だし、逆転するメンタルもそがれてしまう。どこかのクオーターだけでもリードをするという決意も、宇都宮の若手へのディフェンスもできないまでの状態に陥る姿は見ていて痛々しかった。さあ、同じプロとして秋田はどんなゲームプランを遂行できようか?

試合結果・速報

2024-25 B1第17節1月12日秋田ノーザンハピネッツVS宇都宮ブレックスゲーム2

秋田|26|24|19|18|=87
宇都宮|23|19|27|27|=96

秋田はガディアガが一人で3P,ドライブで8-0のランに成功。今度は宇都宮がディフェンスの圧を強めて9-0のランと、意地のぶつかり合いになった。やはりフォトゥのゴール下、合わせはリズムがいい。

小栗の3Pが決まるとニュービルがやり返し、田口もやり返す。点の取り合いに。小栗がドライブで積極性を出すと、宇都宮は圧を強め、トラベリングで前に運べなかった。

すると、中山が昨日と同じ位置からブザービーター3Pを決めた。

2クォータはメコウルが3Pを決めたがガディアガが、痛恨のファール3でベンチを温めた。モランも出なくなった。

宇都宮は高島が連続で3Pを決めて流れを引き戻すが、ライスナーがアタック。中山がミスでフォトゥのファストブレイクで35-36と逆転を許した。いよいよ宇都宮のエンジンがかかるのか?と思いきや交互に点を取る展開に。

中山は比江島の厳しいマークから赤穂にパス、3Pを決めた。メコウルのミドルで48-37と12-0のラン。比江島が3P返し、50-42の後半へ。

後半、ファールトラブルのガディアガがフローターを決めると、秋田のシュート確率が悪くなり、前半と逆の展開になった。比江島のフローターで52-51と1点差になったが、ここから秋田は粘った。

熊谷、モランのピック&ロールからの得点や、小栗の3Pやフローターで躍動、10得点を上げた。69-64。

中山や田口の3Pで80-79とするも、秋田はディフェンスの圧が弱くなって、エドワーズやフォトゥの3Pで突き放された。秋田はファールゲームに出て田口が3Pを比江島からブロックされ万事休す、2連敗となった。

ハイライト動画

ケンゾーHCコメント

田口成浩選手のコメント

出だしは良い感じで入れましたが、細かいミスがあったりクォーターの最後に失点したり、宇都宮さんに対してああいう細かいミスやあってはならない失点がありました。
僕らみたいなチームは小さなミスを少なくして、ディフェンスに関しては調子とか関係ないですし、オフェンスは調子が悪くてもいかに良いシュートを打ち続けるか。
シュートが入らなくても、リバウンドや泥臭いプレーで点数を取り続けるというのが勝ちにつながると思います。
今日の宇都宮さんも、シュートが外れてもフォトゥ選手やエドワーズ選手がつないで、そういう泥臭いプレーで宇都宮さんは勝ち続けていると思いますし、秋田にはそういうところが足りないと思います。
これからブレイクに入りますが、より細かい一瞬の判断のすり合わせを、コミュニケーションや練習で積み重ねていきたいと思います。
引用https://northern-happinets.com/news/detail/id=18945

最後に

昨日は絶望的な試合だったが、見事帰り咲いた感がある。しかし最後は宇都宮のいわゆるタレントのシュート精度に押し切られた。これが真のチーム力だろう。秋田はディフェンスのスタンダードが確立したかに思えたが、相変わらず出入りの激しいバスケットをしている。

それでも千葉に勝ち、琉球に勝っている。あと少しの所の伸びしろがあると信じたいが、このバイウィークでしっかりチームで確認し、相手チームがどこであれ遂行力を発揮してほしい。
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