キーナン選手

【18-19 B1第4節10月21日試合結果73対53で秋田】福岡との2連戦はまた重要な意味があります。そう、B2決勝でも秋田は先に勝ったのですが2戦目、3戦目に負けているのです。ですから今日が本当のチーム力、実力が問われる重要なゲームなのです。

ゴール下の半端ない番人現る!

第1クオーターからハピネッツは攻撃的防御が全開で福岡に対抗します。まして17対0のランに成功!福岡のビッグマン二人のゴール下へパスを通し、シュートを狙うも、ゴール下の大魔神、コールビー選手の鬼ブロックショット炸裂!相手ダンクにブロックで防ぐワールド級の凄技!これはもうB1で知れ渡っていることだと思います。実況のアナウンサーが「ゴール下の番人」と叫んでいました。そして秋田はその福岡と反対に、ゴール下から得点を量産します。ハピネッツのこの試合への強い想いが伝わってきます。福岡にしてみれば「こんなはずでは、、。」と実感していると思ます。

福岡にして見れば、「何が何でも初勝利!」と向かってくるはずで、第2クオーターは16対17、福岡はゾーンディフェンスに切り替えます。中々ハピネッツの外角シュートが決まらない時間帯が続きました。ですがキーナンからコールビーへのホットラインでインサイドへのパスが決まりだしました。福岡の24秒バイオレーションも誘発し、キーナンの2本の3Pも素晴らしかった。

第3クオーターは17対16と競う展開に持ち込んできます。第3クオーターの入りも相変わらずの激しいディフェンスを繰り広げます。ですがオフェンスでシュートが入らず流れがどっちに転ぶのか?分からない展開に。コールビー選手のアンスポーツマンファールで6点差に縮まった時には嫌な予感がしました。

でも秋田の今日のディフェンスの集中力は凄かった。それは確実にオフェンスへと繋がった。白濱選手の3P,小野寺選手のスチールからのレイアップシュートを外すもしっかりキーマンがフォロー。「福岡に絶対に流れを渡さない!」断固たる決意がプレーに乗り移ったのよう。

そして勝負の第4クオーター残り7分30秒で、ハピネッツはファールがかさむ悪い癖!相手を簡単にインサイドに入れないようと手を出し「またか」と悪い流れを断ち切ったのが谷口選手のスチール、白濱選手、成田正弘選手の効果的な3Pでした。

コートに侍が出没した

タイムアウト後には福岡の連続得点があり、意地を見せるも、キーナン選手が要所要所、シュートを決め、流れを渡さず点差をジリジリ引き離しにかかる姿はまさに「侍そのもの」でした。気合いを入れてゴールを決めると「ウオーッ」と吠え胸を叩きました!恐らく英語かな?

それでも福岡は圧力を高めたディフェンスを仕掛けるも小野寺選手の3Pのダメ押しで勝負あり!終わってみれば20点差で今日は福岡を寄せ付けませんでした。

ペップHCの今日の注目発言

今日は大切な勝利。外のシュートが入らなくとも、しっかりデイフェンスすれば勝てるということを証明できた。私は栃木に勝てると思うので、そう信じられる人は栃木に来てください。

今日の試合に関しては40分間通して、ベンチから出てくる選手がひとつひとつの小さいことに対して集中し、チームに貢献してくれたことが大変うれしかったです。だんだんとチームが構築されてきたと感じています。ただ次はまた強豪の栃木さんとの対戦になりますので、今日できなかった点はできるかぎり修正していきたいと思います。https://northern-happinets.com/news/detail/id=12262

MVP28得点キーナンの言葉

ブースターよありがとうと言いたい!プレシーズンに思うような結果が出せなくてもこうして応援してくれるとてもあり難い存在。チーム状態も仲良く、練習もできている。

最後に

ここにきて新加入選手のレベルが一気に花開いた感があります。ハピネッツのシステムに慣れてきました。今は外国人選手もプレー時間が多くなっていますが、しっかりケアしてケガなどの長期離脱は避けたいものです。うーん俄然次回の栃木戦が楽しみになってきましたね!残り残り53試合。
秋田|19|16|17|21|=73
福岡|7|17|16|13|=53

試合時間が長くなっている選手がいます。好調な外国人選手もしかり。ここはハピネッツのトレーナーの腕の見せ所!疲労回復、ケガの予防、防止対策をお願いしたいです。特に秋田の攻撃的防御は体に相当、負担がかかります。長いシーズンをにらんだ、対応力、チーム力がプロとして問われます。せっかく常勝気流の気配に水をささないよう。