秋田は天皇杯もまさかの100点ゲームで、敗退してからのリーグ復帰をアウエーで新潟戦を戦う。外国籍選手のアイバーソン選手がようやくケガから復帰して、エナジー全開で秋田のやりたいバスケを体現できるか?重要な試合だ。
2021-22 B1第9節12月4日秋田ノーザンハピネッツVS新潟アルビレックスBBゲーム1
秋田|18|20|20|21|=79
新潟|13|16|15|18|=62
ケンゾーHCコメント
試合全体を通してディフェンスが機能したゲームだったと思います。
第3クォーターに相手のゾーンディフェンスで少しリズムが崩れかけましたが、そこからまた(自分たちの)ディフェンスで持ち直すことができました。
オフェンスでもったいないミスが多かったので、もっと良い判断をしないといけないと思います。
チームとしては悪くなかったですが、もっと良くできると思うので、明日修正して、勝てるように準備します。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=16355
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やっぱりね、、アイバーソン選手がスタメンに名を連ねた。この戦術は結構、インパクトがあるのでやってほしいと思っていた。こうすることでデイビス選手のファールコントロールにも役に立つと思う。
注目の試合の入りは、プレッシャーディフェンスが機能した。少なくとも天皇杯バスケでの琉球戦のような「ソフト感」はなかったので、少し安堵した。
ただ、ボール運びは中山選手と、川嶋選手。大浦選手は不調なのが気にかかった。
ホームの新潟に先制されるが、秋田はすぐに追従。リバウンドにアイバーソンが絡む。グリン選手がインサイドアタックでファールをもらいフリースローで同点にすると、中山選手からの合わせでアイバーソン選手がゴール下を決め、長谷川選手がスチールからのレイアップで6-2。そこからは一度も逆転されることはない試合運びだった。
川嶋選手も調子を上げてきた。独特のドリブル、、。こうして相手の出方を見ながらペイント内へ侵入し、味方にパスを出すか、自分で決めるか冷静に判断をする。
フェイドアウェイシュートを決めたかと思えば自分でドリブル。外国籍選手へのピック&ロール。3pシュートも打つ。いやはやなんと、頼もしい選手なのだろうか。
アイバーソン選手も守備の意識が高く、スチールからイージーバスケットを展開する。川嶋選手のアシストでゴール下を決めれば、グリン選手からのセットプレーでダンクを決める。これらのオフェンスの引き出しは見ていてこれぞバスケット!と叫びたくなるようで、痛快だ。
昨シーズンはデイビス選手も同じようなプレーで会場を沸かせたので、もう少し調子が戻ってくれば、さらに楽しみだ。
秋田はボールムーブがよく攻撃のテンポが良かった。
多田選手保岡選手、田口選手には3pシュートを求められるのだが、今日は精度が悪く、それでもプルアップジャンパーを決めた。
後半開始もグリン選手、古川選手の合わせでアイバーソン選手が躍動し48-31。たまらす新潟はゾーンディフェンスに切り替える。すると秋田はボール回しを早くしてグリン選手がこの日最初の3pシュートを決める。アイバーソン選手もゴール下ワンスローで58-44とした。
最終クオーターも秋田は攻撃の手を緩めなかった。というか40分間プレッシャーディフェンスを継続させ、自分たちのやりたいバスケを慣行できた。
ルーズボールに長谷川選手が飛び込みレイアップを決めるし、勢い余ってアンスポーツマンライクファールもしてしまうが、流れを悪くするものではなかった。
新潟は秋田のスチールに手を焼き、ターンオーバーを繰り返した。秋田はイージーバスケットを展開した。古川選手の繰り出すシュートは今日は短く、微妙にシュートタッチがずれていたが最後は3pシュートを決めて70-55とした。
勝負がつき、残り2分を切ったところでワン選手、大浦選手が登場した。動きはそんなに悪くはなかったと思うが、プレイタイムが伸びないところを見ると、やはり本調子ではないのだろうか。
秋田とすれば2連勝と行きたいが、新潟もホームで連敗阻止で、何か仕掛けてくるかもしれない。
しかしこんなにも大型センターの存在がありがたいと思う試合だった。先の琉球戦のリベンジができるよう、チーム力を鍛えてほしい。