運命の最終節!泣いても笑っても今シーズンは残り2試合。秋田は2連勝、三河、渋谷は2連敗がCS出場の条件となる。いや今シーズンは最後までわくわくしながら楽しませてもらっていますね。本当に感謝しかない。もちろん悔しい試合もあったし、それがどう影響するかはわからないが、ここまで来たらすべてを受け入れ、全力を尽くし、バスケの神様にゆだねるしかない。
秋田が1敗、もしくは三河、SR渋谷が1勝した時点でCS進出の可能性はなくなる。前田HCは「もう勝つしかない。選択肢はそれだけ。自分たちがコントロールできるところをしっかりやって、あとは祈る」と話す。ガード中山拓哉主将は「二つ勝つことだけを考えて、まず土曜日の一戦に集中する。負けたら終わりという覚悟を持って戦う」と勝負の2日間へ決意を示した。
引用:https://www.sakigake.jp/news/article/20220506AK0024/
試合結果
2021-22 B1第36節5月7日秋田ノーザンハピネッツVS三遠ネオフェニックスゲーム1
秋田|11|29|27|21|=88
三遠|22|13|17|20|=72
秋田のゲームの入りは久しぶりに最悪だった。選手の動きが硬くシュート精度がままならない。シューター陣のアウトサイドシュートが入らない。中でも古川選手のシュートタッチは見ていてもどかしさを感じた。デイビス選手、中山選手のアタックで追いすがるも、三遠はここぞとばかりにインサイドを多用してくる。ノックス選手のゴール下、ラベナ選手のアタックで秋田を突き放しにかかる。
秋田はディフェンスでWチームを仕掛けたりするが、三遠の勢いは止まらなかった。11点差がついてしまう。秋田は最初から我慢、、、我慢が続いた。しかしこれが後になって、逆に三遠が我慢できない結果になっていくとは、、、。これがいわゆるチーム力の差なのかもしれない。
されど秋田のやるべきことは変わらなかった。まず田口がアタックで得点を決めると、ディフェンス陣もWチーム。リバウンドを撮り、チームを活性化させた。大浦選手のキックアウトから、川島、田口選手へと渡りこの日最初の3Pシュートを決めた。
これがきっかけになり、大浦、グリン選手が連続で3Pシュートをきめて24-22と一気に流れを引き寄せる。この事態にゲーム実況が「この変わり方は何だ!?」と言わしめた。
ここからは、ホームの三遠も、津山、ナベラ選手の3Pやハリス選手のアタックで一進一退を繰り広げた。三遠も付いてくる。
後半、ノックスがゴール下で得点すると、秋田のデイビス選手が同じようにやり返した。山内選手の3Pを決めれば長谷川ーデイビス選手のあわせで44-40の点の取り合いに。
それでも秋田がボールプレッシャーを強め、Wチームからのローテーション、でターンオーバーを誘い、古川選手がルーズボールに飛び込み秋田ボールにした。
ここで一気に、デイビス選手の古川選手からのインサイドパス、リバウンドからの長谷川選手のレイアップ、ワンスローの54-44の10点差にして抜け出した。
三遠は結局、勝負所で「我慢」ができなかった。
ハイライト動画
ケンゾーHCコメント
この終盤戦で落とせない試合の中、ゲームの入りが固くなり、逆に三遠さんには気持ちよくオフェンスをさせてしまい、ビハインドのシチュエーションになってしまいました。
しかし、選手たちが立て直してくれて、チームで守ってチームで攻めるということができた試合だったと思います。
今日はとにかく勝つことが最低条件だったので、勝てたことを嬉しく思いますし、今日勝てたことでまだチャンピオンシップ出場のチャンスもあるので、明日のシーズン最後の試合を自分たちができることに集中して備えたいと思います。
最後に
今日の秋田はゲームの入りは固く、ずるずるとやられてしまう悪い癖が出てしまうのではないか?と心配されたが、ここぞという時の3Pシュートが効果的で、守ってはターンオーバーからの得点が20とディフェンスの強度で勝利した。
明日は三遠もその秋田にアジャストしてくるだろう。それを跳ね返さないとCS出場はない。