ハピネッツは前節東地区2位の宇都宮の連勝を、堅守で撃破!久しぶりの秋田らしい戦いを披露した。それには新しい外国籍選手、カーター、ライス選手のエナジー効果も発揮された。しかしこうも違うのか???改めて補強ポイントの大切さを思い知らされた。そしてどんどんアジャストして前半のつまずきを取り返してもらいたい。
試合結果・速報
2023-24 B1第11節12月9日秋田ノーザンハピネッツVS横浜ビーコルセアーズゲーム1
秋田|25|27|19|22|=93
横浜|19|22|26|18|=85
横浜はいきなり河村選手のアシストから杉浦選手が3P。秋田はすぐに熊谷選手がジャンパー、エンドワンでぴったり追従。河村選手がスピードの変化をつけてドライブで熊谷選手がファール。
だが秋田はここから面白いようにインサイドを攻め、シュート精度がよく決まった。横浜のディフェンスが弱いのか?今までとはあり得ない得点シーンが続いた。熊谷選手のドライブのスピードも河村選手に負けていなかった。
秋田のフィニッシュが甘くなるとユトフ選手の3Pで追い上げた。
河村選手がベンチにいる間、またしてもユトフ選手のジャンパーが高確率で決まりだした。秋田の選手も保岡選手の3p、ザック選手のゴール下エンドワンで応戦するが、38-35点差まで縮めてきた。
秋田はライスナー選手が3P、赤穂選手がバックカットで古川選手がゴール下、ライスナー選手がドライブで49-41、中山選手がキックアウトから赤穂選手の3Pで52-41の11点差で前半を終えた。
後半横浜の眠れる獅子が目を覚ました。
河村選手の怒涛の3P、ドライブ、バックカット、ジャンパーで63-64の逆転。この数分間河村劇場に会場は凍り付いた。
しかし秋田は保岡選手が再び3P、ミドルで逆転、ザック選手が2スローで71-67の4点差で後半へ。
ユトフ選手のジャンパーをカーター選手がブロックして秋田ボール。長谷川選手のジャンパー、保岡選手の3Pで76-69。秋田はアグレッシブに攻めた。残り6分49秒、河村選手がコートに出ると秋田もすかさず、赤穂選手をマッチアップさせた秘策に出た。
すると、珍しく河村選手がパスミスのターンオーバー。秋田は熊谷選手がゴール下のザック選手に渡し78-69。さらに河村選手のミスマッチを生んでゴール下での得点を加えた。
古川選手がターンオーバーをして焦ったが、ライスナー選手が個人技でごり押しアタック84-74。クラッチで決めてくれるライスナー選手は実にありがたい。古川選手もミスを帳消しにするジャンパーを決めた。横浜はファールゲームを選択したがライスナー選手が完ぺきに決めて勝負あり、秋田は逃げ切った。
ハイライト動画
秋田ビッグプレー動画
ケンゾーHCコメント
【12/9 vs横浜ビー・コルセアーズ】保岡龍斗選手会見
そろそろ安定感がほしいのですが???その答えがズバリ本人が口にしたぞ!
最後に
秋田が攻守がかみ合って横浜に勝利した。まんべんなく秋田の選手は活躍したと思うし、特に保岡選手はこれを機会に自信を持ってもらい、次回からいつも二桁得点する選手に成長してもらいたい。娘さんも喜んでいると思う。
また河村選手の爆発力は見ごたえ十分だったが、一人で30点40点するパフォーマンスは将来ケガの心配はないのだろうか?不安になる。野球のピッチャーでいえば明らかに投げすぎだろうと思う。
日本のバスケの宝ならば、もっと末永く活躍してほしいし、身長の低いバスケ選手の救世主の存在を示している。
今日はその彼に、秋田の赤穂選手のマッチアップは有効だった。これ以前のヒントではあるが、千葉の富樫選手に当時東京の、馬場雄大選手をマッチアップさせて成功した事例を思い出した。
明日はまた違う試合展開になると思うが、もしも明日勝利したら、秋田は今度こそチームに自信を持つべきだ。その時期が来たのだろうと思う。