2020~21プレシーズンゲーム新潟戦ゲーム2では昨日とは打って変わりお互いがオフェンシブな展開になった。新潟は秋田の激しいでフェンスに対しては早い攻撃で対抗してきた。なので一桁得点の差まで詰め寄るも、結局のところ22点差で試合を終えた。
2020-21 プレマッチ9月6日秋田ノーザンハピネッツVS新潟アルビレックスBBゲーム2
秋田|31|29|28|29|=117
新潟|24|24|25|22|=95
秋田は昨日に引き続きプレッシャーディフェンスを慣行するも、一辺倒な動きが気になった。激しくいく!でも駆け引きがない。接点がずれているのか?ファールが多くなるジレンマが目についた。
相手に95点を献上するのが秋田だったろうか?相手をロースコアに抑えつつ、一気にファストブレイクで畳みかけるのが、今までの姿だった。
それを見据えての進化した姿といえば聞こえはいいだろう。今日は3Pシュートだけで39本も打っている。そのうち17本成功している。秋田の日本人選手の得点の取り方もいい。
補強に頼らず、これまでのメンバーで連携が深まっている証拠だ。
細谷選手からのパスが中山選手へのアリウープって、、初めて見ました!もちろんダンクではありませんでしたが。
昨シーズンまでのパスの出どころを探してボールが止まることも今のところないし、とにかくボールが回る。そしてシュートチャンスを拡大して、タフショットにならないで打っている。
各クオーター、まんべんなく得点している。ケンゾーHCの指導でオフェンスの意識改革が進んだのだろうか?
多田武史 関東大学リーグ3ポイント王がプレシーズンゲームでみせた連続スリー
ケンゾーHCコメント
今季は日本人が積極的に攻めていこうというシステムを構築している中で、今日は3ポイントを39本打っていますが、これは昨季にはなかったことですので、それがひとつ形としてみられたのはよかったです。
外国籍選手もチームのために献身的にやってくれていたので、日本人も積極性が出ていて、思い切ってシュートを打てて、良いシュートもあって、非常に良い材料になったと思います。これを突き詰めていってオフェンス・ディフェンスともに秋田にしか出せない色にしていきたいです。
昨日からの修正点としてはオフェンスはいい修正ができましたが、ディフェンスについては、自分たちがプレッシャーをかけて新潟さんがそれに対して思い切って攻めてきたところで、ただがむしゃらになるという若い選手が陥りやすい傾向が出ました。2試合勝ち切るためのゲームのセンスというか駆け引きの経験値が足りていないということなので、こういう試合を経験させられたのは前向きにはとらえています。
ディフェンスから速い展開に持っていくという点ではまた課題がたくさん見つかったので、非常にいい練習になったと考え、開幕に向けてまた精度をしっかりあげていけるようにしたいです。とくに若手の選手にとっては非常にいい2日間になりました。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=15392
ともかくこの2試合で秋田のチームとしての方向性は示せたと思う。それを昨シーズンのプレゲームでは一応勝っている、次回宇都宮戦でどこまで通用するのか?大事な試金石になる。
宇都宮は名古屋の早い仕掛けとディフェンスに前半苦戦しつつも、きっちり対応し、79-59で勝っている。まずはディフェンスでリズムをつかまないと一方的なゲームになってしまうこともある。
そこから修正をし、苦戦から逆転勝利できるなら今シーズンは期待できるかもしれない。
勝つことは素晴らしいが、負けて得る、確認できることもあるので、今の時期何とも言えない。勝ち癖をつける意味もあるが、慢心も怖い。
今は委縮せず、課題克服に努めてほしい。昨日も1クオーターごとにテーマがあったように感じた。
あとは早くピンクのユニフォームを着た選手が見たい!!!&アレックス・デイビス選手、ハビエル・カーター選手も!!
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