2024~25シーズンも後半戦に突入した。秋田はちょうど14勝14敗の5割で4位。対する宇都宮は東地区首位の23勝5敗。秋田はいかにしてチームで攻め、守るのか?最近の試合での課題克服に取り組んでいる。その今日の宇都宮戦に賭ける想いはチーム一丸のはず。そろそろ結果を残していかないとCSカムバックも危うくなる。
試合結果・速報
2024-25 B1第17節1月11日秋田ノーザンハピネッツVS宇都宮ブレックスゲーム1
秋田|12|23|13|14|=62
宇都宮|25|27|24|25|=101
秋田と宇都宮は今シーズン初対決。秋田は序盤ディフェンスで仕掛けるも、宇都宮の駆け引きが勝り、フォトゥのゴール下が決まる。僅かなズレを柔らかなペイントを繰り返す。秋田も同じように得点を狙うが、シュート精度が悪かった。
せめてもの救いが中山のブザービーター、ディープ3Pだった。
慣れた2クォータで、秋田はディフェンスからのファストブレイクで、やり返すが今度は宇都宮の3Pが止まらない。小川、ニュービル、遠藤が連続で決め切った。田口、メコウルの3P、赤穂のアタックで食い下がり35-52で前半を終えた。
後半は、ライスナーがニュービルに対してリバンドの際、アンスポを取られた、嫌な流れの中、宇都宮はフォトゥが獅子奮迅のプレーで、引き放つ。秋田はメコウルがインサイドアタック、、エンドワンで流れを取り戻すが、宇都宮の流れを断ち切るには至らない。
最終クォーターはガディアガの3pでスタートし、比江島のパスカットでモランがダンクで53-76とし、モランがリバウンドで7-0のラン。ここからはどうにか得点を縮めるかがテーマになっている。
ガディアガの3Pで始まった秋田の攻撃は明らかに原点回帰で、ここからどう勝負にするか?期待したが、比江島、フォトゥの容赦ない攻撃は続いた。
宇都宮は若い選手と田臥のプレータイムを演出した。いわゆる「ガベージタイム」。勝敗が喫した試合で、出場時間の少ない選手が試合に出る時間を言います。
残り3分、そこでも20歳の若手の石川、星川の躍動を与えた秋田は、見るに堪えない試合だった。
ハイライト動画
ケンゾーHCコメント
試合の出だしから最後まで40分間宇都宮さんのペースでした。
自分たちが絞っていたポイントを徹底できずに40分間流れを変えることができず、締まらない試合になってしまったのは本当に悔しいです。
チームの弱い部分を出してしまった今シーズンで一番悪い試合でした。
ディフェンスをしないと勝てないという中で、ディフェンスが全くできずにファウルもできない。
フリースローにもならないという、そういう部分の強さの違いも大きく感じました。
明日は自分たちのゲームに持っていけるようにチャレンジしたいと思います。
タナー・ライスナー選手のコメント
メンタル面での集中とフィジカルにプレーするというところが、今日の自分たちに欠けていました。
ティップオフから最後までずっと宇都宮さんのペースでコントロールされ、こういう結果になってしまいました。
試合後に選手だけでミーティングをしました。
秋田を代表する選手として、自分たちがやるべき役割や責任がありますが、今日はそれをチームとして果たせなかった。
プロとして責任を持ってプレーできるかどうかという話をして、明日はしっかりやろうという話をしました。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=18943
最後に
これほどまでにプレーの質に差があるとは信じられない試合だった。宇都宮のHCは元秋田のケビンだ。ケンゾーHcを支えた存在だ。なので戦術ではそんな違いは無いと思うのだが、どうやら選手の質という事で、その違いを認めざるを得ない結果になってしまった。
宇都宮は、3Pが44%。2Pが60%とほぼシュートが落ちなかった。
秋田もディフェンスをしていない訳ではなく、宇都宮の選手は、それに対する駆け引きがうまく、パスを出し、スピードの変化を付け、挑んでくるのだ。なるほど、首位のチームは引き出しが多いのだろう。
まずフォトゥは25得点。メコウルが19得点。秋田はモランが精彩を欠いたし、ガディアガのアグレッシブなプレーも封じられた。これは宇都宮のディフェンスが厳しかった。準備してきたという事だ。
秋田は広島にディフェンシブに勝ったことで、目の前の宇都宮に慢心したかのようだった。赤穂も、元田もアグレッシブなプレーに欠いた。明日は切り替えてどんなゲームプランをするのだろう?
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