2021-22シーズンアルバルク東京は大型補強をした。宇都宮からロシター選手、千葉からサイズ選手、北海道からテイラー選手、名古屋から安藤選手。元方いる選手はカーク選手、田中大貴選手等。これだけ見ればすごいメンバーだ。
しかしチーム的にバランスができているのか?といえばまだ発展途上だろう。それでも試合をするにつれて、成績は上位に加わっている。個人の能力はトップスラス。
秋田はこれを真っ向勝負で、どう選手の強みを生かし立ち向かうのか?ロースコアゲームならば秋田有利だが、前節の信州戦同様に攻めるディフェンスとアウトサイドシュートの精度がカギとなる。
2021-22 B1第7節11月10日秋田ノーザンハピネッツVSアルバルク東京
秋田|13|18|18|24|=73
東京|21|16|17|34|=88
ケンゾーHCコメント
試合を通して、オフェンスのターンオーバーがゲームのカギになったと思います。
ディフェンスは機能していた部分はあって、選手たちもゲーム中にアジャストしてくれましたし、悪くなかったのですが、A東京さんのプレッシャー、フィジカルのところにやられて簡単に失点してしまった部分と自分たちが大事な場面でターンオーバーを連発してしまい、そこからリズムを失ってしまいました。
チームとして強くなるにはここを改善していかないといけないです。
引用https://northern-happinets.com/news/detail/id=16296
ゲームの入りは秋田は良かった。いきなりグリン選手の3pシュートを決めた。長谷川選手はティラー選手に張り付き、8秒バイオレーションを誘発させた。
しかしロシター選手の連続ミドルや安藤選手の3pシュートで7-11と逆転。秋田のオフェンスが停滞し始めた。東京のプレッシャーディフェンスでタフショットのシーンが目についた。
15-30の差がついたが、ここから秋田はインサイドへの合わせが良くなっていく。川嶋選手がピック&ロールでデイビス選手へゴール下のパスを供給。ボールムーブも良くなり保岡選手はカットイン、ワンスローを決めた。
すると久しぶりの3pシュートを決め29-34の5点差に詰め寄った。ロシター選手のディフェンスでアンスポーツマンライクファール!肘が顔面をとらえた。保岡選手の闘争心に火をつけた。
この二人は過去から何か因縁めいたものを感じる。公式謝罪もあったが、ケガで横たわるロシター選手をまたいだのだ。
その後ミドルレンジシュートを決め2クオータで10点目をたたき出した。
後半入ると、古川選手の3pシュートで44-42と逆転するものの、秋田は東京のプレッシャーディフェンスを受けて、ミスが重なる。ペイントエリアに侵入するも決め切れない。
東京は勝負所とみると、ギアを上げ、ボールを奪い支配した。いかんなく強みで攻め立てた。52-66と一気に14点リードした。
秋田はセンター不在で、リバウンドでは明らかに不利だったし、相手のサイズ選手はここぞとばかりに躍動した。タレント軍団ではあったが、ゲームプランを遂行し、やろうとするバスケは明白だった。
秋田も我慢しながら、食らいつき、ついてはいくのだが、肝心なところでミスが出ては一気に走られる部分がある。強豪はそれを見逃してはくれない。
苦しい台所事情ではあるが、チーム一丸で試練を超えていかないといけない。
今週末はホームでの北海道戦だ。宇都宮、千葉の強豪を撃破し、乗っているチーム相手にどんなチャレンジをするのだろうか?チーム一丸でよく対策を練り、連勝してほしい。