今日の昼に行われた試合で東地区ではホームの千葉が新潟に、北海道が富山に敗れた。いずれもホームアドバンテージを生かし切れていない。なので秋田がそれに付き合わず、ホームで勝てば千葉の背中が見えるし、北海道とは差を広げられる展開になる重要な試合になる。ましてや、前のA東京戦で前半気迫のこもったプレーをみせるも、後半に逆転されたチームとしてのオフェンスを修正できたか?が鍵となる。とりわけ日本人選手の積極性が求められる試合になる。
2019-20 B1第15節12月28日秋田ノーザンハピネッツVS宇都宮ブレックスゲーム1
秋田|10|9|17|25|=61
宇都宮|17|25|15|17|=74
秋田はゲームの入りでいつもの悪い癖オフェンスの停滞があった。これでは宇都宮の思うつぼであって、ディフェンスの攻防でも負けてしまっていた。
そうした負の連鎖のまま開いてしまった20点差は、首位宇都宮相手ではもはや勝負あった感。宇都宮はよほどのトラブルがない限り、点数をコントロールする術に長けている。
これは恐らく「気持ちの問題」の方が重症なのではないかと考える。戦いは挑んでいるしかし勝つ気はない。競って善戦できればいいか。そのようなどこか弱腰な思考が見て取れる。
まだしも昨シーズンのペップ時代の方が、気持ちの乗った戦いをしたような記憶がある。
ケンゾーHCコメント
「全体として弱気になっていた。それでは絶対戦えない」「そもそも勝つ気があるのか?いい勝負ができたらいい、チャレンジしたらいいという気持ちでやっていないか」
引用:12.29秋田魁より
いつまでメンタルが不安なままプレーを続けるのだろう?選手間同士の「話」は深い部分で出来ているのだろうか?
もう競合相手にビビる時でもないと思うし、戦う気持ちをチームで呼び起こして、ひたすらに向かっていってほしい。
自分の技術を信じて、トライしてほしい。誰かのミスをフォローしてほしい。声を出してほしい。場所はホームなのだから、遠慮はいらないと思う。
チームとしていまの試練を乗り越えた風景を見ないと、感じないと次のステップには永遠にたどり着くことが出来ません。
秋田の初心に立ち返り40分間アグレッシブに連動して、首位宇都宮を苦しめ、勝利を掴んでほしいと思います。