島根は現在6勝1敗で西地区の首位。元秋田の安藤、白濱、谷口選手がいる。帰化選手のニカ選手は退団。元渋谷のマカドゥ選手、元三遠のクラーク選手が新加入、オフェンスの強化を図った。秋田の攻めるディフェンスで勢いを止めることが出来なければ一方的なゲームになりそうではある。秋田のオフェンスにはまだバラツキがあり、一桁得点のクオータは解消しなければならない。
試合結果・速報
2024-25 B1第5節10月26日秋田ノーザンハピネッツVS島根スサノオマジックゲーム1
秋田|17|24|16|14|=71
島根|28|19|28|18|=93
秋田はポストプレーでライスナー選手がゴール下で先制すると、島根は、リバウンドからのトラジションでインサイドや3pの確率が良く得点を重ねた。秋田もずれを作りフリーで赤穂選手が連続で3Pを狙うも決めきれない。
一方の品根はクラーク選手の個人技や、マカドゥ、ケイ選手のインサイドでチームにエナジーを与え続けた。
それでもディフェンスの圧を強め、スティールからメコウル選手が走りこんでダンクを決めたり、熊谷選手がアタックエンドワン。で追いすがった。
象徴的なのは田口選手が3pを封印、アタックやディフェンス、アシストでチームにエナジーを与えた。すると内外のオフェンスが活性化し、モラン選手のリバウンドやライスナー、中山、熊谷選手の3P、メコウル選手のアタックで猛追!41-47の6点差で後半へ。
後半赤穂選手はファール3ながら、カットプレーや3Pでカムバック、3Qだけで7得点。流れるようなオフェンスを披露した。そうしたエナジーがメコウル選手の3pを吹き出し、53-58と渡り合った。
島根はスコアラーのクラーク選手が存在感を発揮し始め、前半6得点だったが、連続3Pなどで26得点をマークした。なんとも強力なオールラウンドプレーヤーだ。同じくマカドゥ選手もシーズン前に出遅れたが、きっちりと仕上げてきた。
オフェンス力を示す島根はディフェンスも侮れず、秋田は良い組み立てをしているオフェンスもなかなか決め切ることができなかった。
オープンショットも決まらず、新しい選手との連携もまだ完成していない秋田は、選手層の厚い島根に、引き離されていった。
ハイライト動画
ケンゾーHCコメント
「ほとんどP&R、インサイドプレイこの二つ」はやりたくないと渋谷戦で言っていましたが、その環境にさえ、まだ秋田はアジャストしていません。今日アジア枠、外国籍選手のアドバンテージむなしく、日本人選手の頑張りが印象的なゲームでした。島根の外国籍へのマッチアップができないならば、秋田もヘビーな外国籍選手を獲得するべきです。
モラン選手のコメント
かなりタフな試合になったと思いますが、相手に一対一を仕かけられ得点されたり、オフェンスリバウンドを取られたり、トランジションも止められずにこの失点になりました。
明日の勝利に向けて修正しなければならない点が多くあると思います。
一対一ができる相手が多かったので、自分も含めてステップアップして戦わないとダメだと感じました。
ボールプレッシャーをかけるのが秋田のコンセプトなので、明日はその部分をアグレッシブに出しながら戦いたいと思います。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=18767
最後に
5点差からなかなか得点が決まらず、島根の総合力に屈した。とりわけ、外国籍選手のアドバンテージに差がありすぎる印象があった。ガディアガ選手は得点が伸びないのだけれど、どこか身体能力を持て余しているようにも見える。ライスナー選手のエナジー不足も深刻だ。
それでも秋田はプレッシャーを強め、随所にターンオーバーを誘い、流れを引き戻しにかかるが、シュートが決まらず、得点が開いて行った。ただメコウル選手がシーズンハイを上げたし、秋田としてはオフェンスのバリエーションが、増えつつあるのも確認できた。島根との2連戦で、チームがステップアップをし、目指そうとしているチームバスケを一段と引き上げてほしい。
⇒秋田の目指すバスケ
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