オン0廃止で宇都宮撃破!2020年初勝利でニカ選手は涙しカーター選手が大車輪の活躍で反転攻勢へ

秋田は特別指定選手として多田武史選手と契約しましたね。彼は新潟出身で雪国育ち。なので雪が懐かしいそうだ。まあ暖冬で今年は雪が少ないのですが。

八王子高等学校から拓殖大学へ進み、持ち味は何と言っても攻撃的な3Pシュートにある。得点王哉3P王にも何度も輝いている。

秋田にして見ればプレッシャーディフェンスで、相手のリズムを狂わせて、オフェンスの流れを良くしたいのですが、その課題の一つがアウトサイドシュートの精度。

これが決まりだすと、京都戦では100点ゲームの展開を見せたオフェンス力の歯車がかみ合い有利なゲームを作りだす能力はすでにある。

ハピネッツ中3日京都戦で100点ゲーム!カーター選手が覚醒し末恐ろしい秘密兵器だった

ただその重役を特別指定選手に頼るのもどうかなと。起爆剤になることに越したことはないですが、そのエナジーがチームに伝わり、宇都宮に勝つことが求められる。

2019-20 B1第18節1月22日秋田ノーザンハピネッツVS宇都宮ブレックスゲーム1

MIP:ウイリアム・ニカ選手
MVP:ハビエルカーター選手

1Q秋田23-12宇都宮

カーター選手選手のフックシュートから始まる。行け!カーター選手!3Pシュートのリバウンド回収も素早い。中山選手も元気いっぱいでペイントエリアに侵入、レイアップ。

栃木のインサイドには、秋田は前で止めないと高失点になるので警戒が必要。

3分過ぎて、4-0.カーター選手がインサイドを攻めている。ここでロシター選手がミドルで最初の得点。しかしコールビー選手のフックシュートを野本選手が回収し、ゴール下から決め、スチール成功しドライブからファールをもらい、フリースローをキッチリ決め10-2。

さあ、ニカが5分過ぎに出てきた。私はニカ選手は後半戦の一つのカギになる選手だと思っている。
⇒【緊急提言】ニカ選手をもっと活用しよう!オールスター期間で、オフェンスの見直しマル秘作業!
中山選手がペイントエリアに切り込みパス、コールビー選手がダンクを叩き込んだ。10点差でタイムアウト。ここまっでは秋田の流れ。このまま守れるのか?宇都宮はずれを探っている。

白濱選手もケガからの復帰で元気な姿を見せてくれた。こうなると秋田のディフェンスの強度が上がる。

伊藤選手がスチールするとアンスポーツマンライクファールをもらう。その後もカーター選手がブロック、ニカ選手がバスケットカウントワンスローと気を吐いた。すぐさま、ニカ選手がブロックショットを決めるも宇都宮は特別指定選手のテーブス海選手を投入すると3pシュートを決めた。秋田も特別指定選手として新加入した多田武史選手が入ったが最後はデーブス選手にドライブを決められた。

2Q秋田14-21宇都宮(37-33)

遠藤選手のミドルから得点が動いた。宇都宮はアウトサイドシュートが決まりだすと脅威なので秋田はフリーを作らせないようにしたい。
げげっ、中山選手がギブス選手と接触、足を踏まれたか?中山選手は床を叩いて悔しがった。まさかのケガ?また?退場となった。
スチールから白濱選手が復活を遂げる3Pシュートを決めた。しかし秋田のディフェンスがトラブっている。簡単にペイントエリアに侵入を許している。ボールスクリーンのズレがある。

古川トップの位置から3pシュート。あそこは彼の定位置。ここで中山選手が出てきた。死んだふりで油断に成功したか?しかし秋田の攻撃が重たくなりつつある。1対1で無理に行っている。11点差でタイムアウトで残り5分どうかな?

ここで秋田ゾーンに変えた。しかし渡辺選手の3Pシュート、比江島選手のドライブと連続得点でタイムアウト!悪い流れを断ち切るタイムアウトだ。

秋田のオフェンスの終わり方が良くない。やっぱりニカ選手を出してほしい。ディフェンスでは2対1の時間が長すぎるとコーナー3を打たれる。

残り3分、白濱選手のファストブレイク成功。秋田はパスがつながっている。古川選手、コールビー選手への合わせでダンク!キッチリ修正できた。

3Q秋田18-10宇都宮(55-43)

さあ、勝負の後半、秋田は足が止まるのか???踏ん張れるのか?後半の入りに久しぶりの会場一体となった「フライアゲイン」で盛り上げる。
⇒ハピネッツチア曲フライアゲイン

ここでコールビー選手が古川、中山選手からの合わせで連続ダンクを決める!超気持ちいい!カーター選手がこの日2本目の3Pシュート。野本からコールビー選手へバスケットカウントワンスロー!で宇都宮がタイムアウト。

それでもカーター選手が3Pシュート、長谷川選手がドライブでファールをもらい、保岡選手インサイドアタックで55-43。

4Q秋田11-21宇都宮(66-64)

さあ、12点リードを守れるか?秋田はこのリードを保つのか?広げれるのか?お互いの課題克服が交差する時間。
デーブス選手のシュートからいきなり連続得点で秋田タイムアウト。ディフェンスがルーズになっている。

古川選手ミドル、ギブス選手3Pなどで一進一退の攻防が続き、オフィシャルサイトで8点差。ここからチャレンジできるか?秋田はチームファール2、宇都宮は4。

ゴール下の番人コールビー選手がブロックショットを狙いすましたように決め、保岡選手が出た!ロングレンジの3Pシユート。

⇒保岡選手もうこれは魔法だ!片足3Pシュート炸裂で迷いは完全に吹き飛ばした!

比江島選手もやり返して64-64の同点に。やっぱり3Pシュートは破壊力があるし備えておかなければいけない武器だ!しかも要所で!

カーター選手がゴール下を決めてのこり23,3秒。宇都宮はファールゲームを仕掛けるが古川選手、ニカ選手連続で4本外したし。最後はリバウンド回収で辛くも逃げ切った。

最後に

2020年になって初勝利、本当に待ちわびました。

今日は一つの生みの苦しみというか、戦術的に「オンザコート0」の変更がありました。なので大きく流れを失うことがなかったのではないかな?と感じましたね。

今まではルーティンのようにしていましたが、やはり勝負事はワンポゼッションの積み重ねですので、確実に取って行かねばなりません。

そういう意味で今日のニカ選手も良かったし、外国籍選手と、日本人選手の連携も良かった。秋田のいい形を強豪相手に示せたと思います。強固なディフェンスと相まって、選手の厚みを示せたし、チームの決まり事も修正できました。

インタビューでニカ選手泣いていましたね、本当に貢献してホットしたのだと思います。試合中は厳しいファイトを見せるもインタビュー中はホッコリした雰囲気で、優しさを感じます。日本が好きで長くいますが、寒い秋田も大変だろうと思います。

ここからがきっと後半戦に向けてチャレンジできますし、絵に描いたように反転攻勢を期待します。細谷選手がオールスターゲームの疲れから出番はなかったけれど、次回のアウエー新潟戦でやってくれるはず。


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