ネバーギブアップ!群馬に二桁点差から猛追したオフェンスの威力に本気でワクワクした

秋田は前日99得点し大勝した。プロ野球でもそうだが、大量得点した次の試合は打線が沈黙する。秋田のオフェンスは、シューターの田口、古川選手が離脱中で他の選手のステップアップが必須になる。保岡選手、多田選手の積み上げ力に期待したい。

試合結果・速報

2022-23 B1第27節3月26日秋田ノーザンハピネッツVS群馬クレインサンダーズ ゲーム2

秋田|20|16|26|19|=81
群馬|14|26|25|19|=84

いきなり秋田のターンオーバー。しかし群馬もリバウンドを取るが3回シュートが決まらない。キッド選手のアタックで秋田が先制した。昨日絶好調のカンター選手の3pが決まり、13-5で群馬がタイムアウト!しかし秋田のザック選手が早くも2ファールで暗雲が。

秋田はディフェンスの圧を強め前から激しく当たる。群馬はフロントコートまで8秒まで運べず、バイオレーションを犯した。しかし秋田の繰り出す3Pが精度を欠く。

保岡、カンター、カンター、川嶋、多田、キッド、キッドと連続で外れたのが後々響いてくる。群馬の方は3pをある意味捨てて、ジャンパーで確実に2ポイントをとっている。
1クォータが終わり、キッド選手から多田選手が激しく何か、言われているようだったが、英語理解できたか?不安だ(笑)おそらくシュートセレクションでもっと積極的に行けとのようだ。

2クォーターでさっそく多田選手はインサイドへアタックするもブロックに阻まれた。すると秋田の得点が止まった。

群馬は並里選手のジャンパーやアシストでターズースキーのゴール下、キーナン選手のリバウンド、2スローで31-32の逆転に成功した。

秋田の保岡選手がボールを持ちすぎてターンオーバー。群馬のディフェンスも強くなった。中山選手の3Pやカンター選手の合わせで36-40で折り返した。

後半は我慢比べの攻防が続いたが、群馬のオフェンスで44-54の10点差が付いた。この点差に群馬は少し安心したのか?ディフェンスが少し緩くなった。中山選手、キッド選手が3Pで追い上げ、カンター選手のアタック、川嶋選手の3Pで62-65と競った。

しかし秋田はほとんどフリースローの精度が低く良くて1本が決まる状態。これが勝敗を分けなければいいが。

勝負の4クォータでも秋田は残りの選手が躍動した。伊藤選手の高速レイアップ、ワンスローであきらめないエナジーを与えた。7~8点差を付けられ、崩れてもおかしくないのだが、カンター選手もインサイドに切り替えアタック、ディフェンスも頑張りキーナン選手のトラベリングに追いやった。

残り2分26秒、川嶋選手がキックアウトから中山選手の3P!ファストブレイクのキッド選手が3Pを決めた!この追い上げは素晴らしかった。秋田の底力は眠ってはいなかった。

ハイライト動画

秋田ビッグプレー動画

ケビンHC代行コメント

両チームがお互いに力を見せ合った素晴らしい試合だったと思います。
群馬さんは連敗をなんとしてでも止めたいという気持ちで戦ってきました。
自分達の今日の課題はフリースローが入らなかったことです。
反対に群馬さんはしっかりとフリースローも決めてきましたし、勝ちたいという気持ちを全面に出した素晴らしい試合だったと思います。

最後に

秋田はシューターがケガで不在の中、中山選手の3Pシュートが高確率で決まった。今日は5本沈めている。またこれまでカンター選手の活躍により、相手マークが増えることになるし戦い方に幅が出ると思う。3点差で負けてしまったが、オフェンスの内容は良くなったと思う。まだ停滞する期間はあるが、出る選手が仕事をしている。残り試合も少なくなるが、秋田はここから熟成度が問われてくる。積み上げ力を信じたい。