古川選手不在の大ピンチをカンター選手が爆発!今のままで終われない32得点の活躍で実績証明!

群馬は現在東地区3位、秋田は4位。その差は1勝1敗で僅差だ。今日勝って同率で3位にすることができるか?がモチベーションアップだろう。なお秋田は同率で宇都宮と並んでいるし、入れ替わりが激しい日程になる。秋田はベンチメンバー、いわゆるセカンドユニットの戦いの質が問われる。タイムシェアをして、出てくる選手が持ち味を発揮した横浜が良い手本。後はアウトサイドシュートの精度が上がれば、そんなに点差が開くことはないのだが、、、。
【古川孝敏選手】負傷に関するご報告
■診断名:右大腿二頭筋肉離れ 
■全治:全治4-6週
今後の試合出場につきましては、コンディションを考慮し判断をいたします。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=17469

試合結果・速報

2022-23 B1第27節3月25日秋田ノーザンハピネッツVS群馬クレインサンダーズ ゲーム1

秋田|22|25|25|27|=99
群馬|19|20|21|16|=76

古川選手が前の試合宇都宮戦で負傷した影響は避けたい秋田。長谷川選手が久しぶりのスタメン復帰で並里選手とのマッチアップに備えた。

ホームの群馬はパーカー選手のゴール下をテンポよく決めるスタート。秋田は長谷川選手のフローター、保岡選手のジャンパーで応戦、ザック選手のゴール下で8-8の同点にした。

群馬はチェンバース選手の3P が決まると並里選手のレイアップも決まり流れは一気に群馬に傾き、秋田はタイムアウト。カンター選手が入った。いきなり3Pシュートを決めた。今日のカンター選手はどこか眼光が鋭い。

点の取り合いになったが、秋田はリバウンドで優位に立ち、二次攻撃で得点を重ねた。キーナン選手がフェードアゥエイシュートを決めれば、カンター選手もお返しアタック。川島選手がブザービーター3Pシュートを沈めた。

2クォーター群馬の山崎選手が3Pとジャンパーで連続得点で逆転に成功。秋田は伊藤選手がレイアップワンスロー、キッド選手ドライブ、カンター選手の3Pで32-26。チャンスが行ったり来たりしたが、今日はカンター選手のシュートタッチがいい。

ボール回しを早くして、カンター選手に集め3P。中山選手も続いて47-39。と突き放しにかかった。

不運だったのは、カンター選手の顔にターズースキー選手の肘があたり、それがビデオ判定でアンスポーツマンライクファールになってしまったことだ。そのことが今日のジャッジに不信感を抱いたのかもしれない。

後半秋田は11-0のランを作り出す。その一方でやっぱり群馬のディフェンスのエナジーがない。イライラしたジョーンズ選手がレイアップ、ワンスローをもぎ取った。

秋田のディフェンスの強度は継続。同時にオフェンスの流れも良く、点差が縮まることはなかった。カンター選手のシュート精度が良く、余裕をもったオフェンスが展開され、守っては8秒バイオレーションを誘発させた。

最終クオーターの入りで72-60の12点差をつけた。トレイジョーンズ選手は孤軍奮闘で25得点。カンター選手のシュートへキーナン選手がファール、3スローを獲得しキーナン選手はファールアウトになった。

点を取り合う中でも秋田は辛抱強いディフェンスを遂行した。大浦選手、多田選手にも3Pシュートが飛び出し、長谷川選手のインサイドへ切りこみ、ジョーンズ選手からスチールし、レイアップを決めた。カンター選手はゴール下を決めて92-70で勝負あり。

ハイライト動画

秋田ビッグプレー動画

ケビンHC代行コメント

いつもアウェーでの試合は勝つためには苦しい戦いになるということを覚悟して臨んでいます。
バイウィーク中はしっかりといい練習と準備はできていたのですが、それを実際に試合で出せるかどうかが自分達の課題で、バイウィーク明けから中々勝てない試合が続いていました。
今日はコーチとして選手たちに望んでいること、期待していることを見事に最初から最後まで全て出してくれたと思います。
素晴らしい勝利でした。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=17467

最後に
「映像を見て自分のパフォーマンスが上がったというよりも、コーチたちが気にかけてくれて自分のことをあきらめていないことが自信になりました」と振り返り、「今シーズンは苦しんでいて、チームに迷惑をかけているという気持ちもあったので、今日のように活躍してチームの勝利に貢献できたことでホッとしています」
「古川選手が欠場する状況で、誰かがステップアップして穴を埋めないといけませんでした。自分だけでなく他の選手も同じ立場だったと思いますが、ヘッドコーチ代行も自分を信じて使い続けてくれました。ピンチでもありましたがチャンスでもある中で、特にオフェンスではアグレッシブに行こうと思っていました」
「今日の試合が自分のパフォーマンスを上げるきっかけになってくれればと思います。私がこのチームにいる理由は、これまでのキャリアで積み上げてきたことがチームスタイルに合うということだと思うので、その期待に応えられるようにしていきます。これからもベンチスタートになると思いますが、コートに立った時にはオフェンスをアグレッシブにやっていきたいですし、残り16試合と少なくなってきましたが、自分のすべてをコートで出していきます」
引用https://news.yahoo.co.jp/articles/c2ddef2f890d4338b1781782d61586322a3c1aab?page=2

うーん、なんというのか、。複雑な感じです。秋田に入団前の動画では、素晴らしいプレーをしていましたし、それがケガをしたり、秋田でのプレーそのものを見るにつけ、なかなか実力が発揮できないし、他のチームの活躍している外国籍といやおうなしに比べてしまうし、今年は期待できない思いも正直にありました。

なので今回のパフォーマンスは本当にうれしいのです!!しかしどこかで疑心暗鬼が生じているのも事実です。ごめんなさい。

だからこれからのパフォーマンスに期待するのはファンとして当然ですが、来季につながるプレーも期待しています。