長谷川選手の超絶プレスで一気に大波を仕掛けた秋田!ロースコア対決を制したのはあの選手だった

東地区5位宇都宮と、4位の秋田の対決!昨年の王者がこの位置にいるのが信じられないが、宇都宮はしたたかで後半CS出場に滑り込んで、優勝したチーム。その試合巧者に是が非でもホームで勝ち、後半の勢いを加速させたい!

試合結果・速報

2022-23 B1第26節3月22日秋田ノーザンハピネッツVS宇都宮ブレックス

秋田|18|7|16|22|=63
宇都宮|11|19|22|21|=73

ホームの秋田は最高の入りをした。

秋田はペイントへ素早く侵入をし、ザック選手のバックドア、中山選手のフローター、川嶋選手のゴール下で10-3とリードした。リバウンド争いも激しく、フォトゥ選手はフリースローを連続で4本も外して流れは秋田だった。

ビッグマン対決もスコット選手がゴール下を狙いごり押しに入るところを、ザック選手が押し返した。キッド選手も連続で3Pを沈めて流れに乗った。比江島選手がステップを踏んでアタックをすると、カンター選手もお返しにアタックを成功させた。

懸念材料としては、川嶋選手や他の選手のアウトサイドシュートの精度が低いところだ。

2クォーターに入るとベンチメンバーでの得点が伸び悩んだ。宇都宮はディフェンスのギアを上げた。秋田のピック&ロールに対してショウディフェンスを繰り返し攻撃のリズムを狂わせた。

1クォータのリズムが嘘のような変貌ぶりだ。

保岡、大浦選手の3Pが来ない。宇都宮はインサイドで加点し7-0のランを許した。鵤選手の3Pシュートが決まり21-23の逆転してからは一気に宇都宮のペースになった。

その中心が比江島選手だ。2クォーターで倒れながら3Pのブザービーターを決めた。

秋田は嫌な流れを断ち切りにタイムアウトを取るのだが、そこから得点できない時間が続いた。

3クォーターの終盤秋田は長谷川選手のスチールからの連続得点で流れを引き寄せた。明らかに宇都宮のターンオーバーが増えて、慌てだしたように見えた。すかさずその隙をつくように、キッド選手がインサイドを攻めて2スロー、50-54にした。。

すると宇都宮のボールの出だしを長谷川選手、カンター選手が激しくプレスをして8秒バイオレーションを誘発、一進一退の攻防が続いた。古川選手の3Pが決まり55-58。一気に逆転の機運が高まった!

しかしそれをさせない冷静な選手がいた。比江島選手のステップからのアタック、ミスマッチをついたスコットへのパスで同点にはさせない攻防。

さらに自ら3Pを決め、外国籍選手のミドルで加点。秋田は3Pが低調で、点差を詰めることができなかった。

ハイライト動画

秋田ビッグプレー動画

ケビンHC代行コメント

今日の試合は戦う姿勢がよかったのといいバスケができていたところが所々ありました。
ただ、全てのクォーターでできていた訳ではなく、いい形でシュートを打てているのに、確率が悪いところが課題です。
選手達にはいつも言っていますが、自信を持ってシュートを打ち続けること、そして、ここで消極的になったらもっと悪い流れになってしまうので、自分達を信じてしっかり打ち続けてほしいと思います。
また、今日は宇都宮さんが自分達よりいいバスケをして、特に比江島選手が素晴らしい活躍をしたと思います。
前回対戦した時は比江島選手が不在で、今日はしっかりと活躍し、そこの差を感じる試合になりました。
引用https://northern-happinets.com/news/detail/id=17455

最後に

超ロースコアの展開で、いわゆるディフェンス対決は、それなりの見ごたえがあった。そのディフェンスで秋田のアウトサイドシュートの確率が下がってしまった。秋田は10点差で負けてしまったが、下を向く必要はないと思う。

宇都宮と同率で並んでしまったが、この試合を学んで次節群馬に生かしてほしい。

今日はあの千葉の連勝を仙台が止めた。群馬も北海道に負けた。バスケットは何が起こるかわからない。力を出し切ってほしい。