アイバーソン選手がいない言い訳はできない中、困難な状況ではあるが、昨日のゲームは秋田のいい時間と悪い時間がはっきりした試合だった。オフェンスの停滞はもどかしく、日本人選手がもう少し積極的に仕掛けないと、三河のオフェンスに対抗するのは難しい。さあ、やり返せ!

試合結果

2021-22 B1第31節4月17日秋田ノーザンハピネッツVSシーホース三河ゲーム2

秋田|22|12|15|26|=75
三河|18|16|31|13|=78

秋田は今のチーム状況ではよく戦ったいるのだと思う。限られた外国籍選手をやりくりし、アウトサイドシュートの武器をそろえた選手で、オフェンスの改革にも着手した。ハードワークディフェンスも板についたとは思う。

しかし40分間、馬車馬のように走っても、その隙をつかれ、走られる。秋田は悪いことに長距離砲が決まらない時は、苦戦するし、逆転する体力が、弱い気もする。スモールラインナップの限界を露呈したかのようだ。

3Pシュート頼みだけでは、戦えない。それは著しく精度が絡んでくる。日替わりで決め切る選手がいてくれればいいのだが、悪いことに伝染してしまうのもチームだ。

そんな時はやはりインサイドも生かせないと攻撃に厚みが出ないし、三河のガードナー選手みたく、個の力での打開、ゴール下のバリエーションが後々効いてくるのが、強豪との闘いだ。

秋田の戦い、、、あのディフェンスは大好きだ。しかしそれに見合う攻撃ではなかなか結果が、強豪とは出ていない。いとも簡単にアジャストされて、ミスマッチを突いてくる。ここであっという間にランを作られている。

45―44と1点リードの第3クオーター中盤。相手の鋭いドライブやインサイドでの連係に対応できずに失点がかさんだ。約3分半で19失点を喫し突き放された。第4クオーターにデイビスのインサイドや古川の3点シュート(3P)などで追い上げたが及ばなかった。三河は要所でフォワード陣が得点を重ねた。
引用;https://www.sakigake.jp/news/article/20220417AK0023/

今シーズンは、チャンピオンシップ出場という千載一遇のチャンスの位置にいる。そんな時に大型外国籍選手アイバーソン選手のねん挫。昨シーズンは同じようにコールビー選手が離脱した。

でも、今シーズンはステップアップからすれば、勝ち数は伸ばしているし、成長はしている。これでいいではないかという声もあるかもしれない。しかし島根のような活躍はできていない。補強の差が出てしまっている。

東地区の区割りからすれば、これは宿命だ。こんなに頑張って秋田のカラーを出してはいるものの、これで結果が出ないなら、来シーズン秋田もいよいよビッグラインナップをそろえに行くしかないだろう。

果たしてそれでいいのだろうか?日本人選手の頑張りなくして、おいしいところはすべて外国籍、帰化選手でいいのだろうか?

私は秋田のチームが大好きだ。日本人選手もサイズは小さいが、ガッツは見ての通りだ。若い選手ももっと出番を多くしてやってもらいたい願望はある。

今がその時だと思う!CSへの道のりは厳しいし、たやすいことではないのだが、何が起こるかわからないのがスポーツだ。秋田はどうかぶれないで一致団結して進んでほしい。そのあとのことは、受け入れるしかないのだ。

千葉、宇都宮を撃破せよ!

ハイライト動画

ケンゾーHCコメント

前半は自分たちのペースで我慢しながらゲームを運べていたと思いますが、3Qの残り5分頃、アレックス・デイビス選手が3つ目のファウルをしたところからマッチアップのところで問題が起こり、1対1で立て続けにやられてしまいました。
更に、自分たちはシュートが入らないというところで我慢しきれなくなってしまい、タイムアウトをとっても流れを止められず、結局そのビハインドを追いかけるのにエネルギーを非常に費やしてしまいました。
昨日は4Qの初めの5分だったのですが、この5分間をチームでどうやって削るか、我慢するのかというところがこの2ゲームに関しては課題だと思っています。
残り8ゲームある中で、チャンピオンシップ出場を勝ち取るために、チームとしてはまず成長は絶対必要だと思っています。
ここから千葉、宇都宮の3戦は非常にタフになります。
どうやったらチームとして良くなり、勝てるのかということにフォーカスしながら次に向けて進んで行きたいと思います。

最後に

ディフェンスのチーム秋田が、これから歩む道、ある意味プレッシャーとの戦いとなると思う。でもね、今のチームで戦うことの意味はとても重要だと思う。秋田の持ち味のプロ選手としての覚悟、使命を帯びているから。このチームでどこまでもがいて、通用したのかしっかり見届けたい。んでねー?