秋田はザック、保岡が昨日の試合で負傷し、9人でのロスターとなった。長崎の前田HCはどうしても勝ちたいし、昨日のデーターを駆使して戦いとなる。何よりも悔しい負け方をしたので、ゲームの入りが注目される。
試合結果・速報
2023-24 B1第18節1月21日秋田ノーザンハピネッツVS長崎ベェルカゲーム2
秋田｜16｜28｜22｜22｜＝88
長崎｜29｜12｜20｜18｜＝79
ゲームの入りは長崎が最高の戦いをした。得意の早いバスケでインサイドを支配。まるでジェットコースターのようだった。同時にディフェンスでも古川、カーター選手にタフショットを打たせ、考えるスキを与えない。一方的に得点を重ね14－0のランを作った。
秋田は古川選手の３Pやっと決まると、変わったばかりの小栗選手がドライブアタックや３Pで追撃を開始。見事なゲームコントロールを見せてくれた。すると田口選手のアタック、３P、長谷川選手の３Pで秋田のアウトサイドシュートが決まりだした。
長崎もボンズ選手の速攻で、秋田ライスナー選手のマッチアップの遅れを突いた。また秋田のターンオーバーで馬場選手がババブーン！ダンクを決めた。一瞬のスキを見逃さない馬場選手のセンスに会場は沸いた。
それでも秋田は古川選手のミドルやワン選手のゴール下、ライスナー選手のドリブルアタックで36－39の3点差まで戻した。今度は長崎の３Pが止まった。秋田はワン、カーター、ライスナー選手の初のビッグラインドライブを敷いた。長谷川選手のドライブや2スローで44－41の逆転に成功した。
後半は秋田が古川選手のアタックが決まるとターンオーバーからの速攻を決めると秋田のペース。長崎のゾーンを熊谷が3Pを決めて攻略、53－43とした。ライスナー選手が馬場選手のパスを読んで手にかけ長崎の攻撃の芽を摘んだ。
すると田口のパスを長谷川選手が３ｐ、逆に長谷川選手のパスを田口選手が３ｐとアベックで決めた。長崎は馬場選手が３Pを連続で決め5点差ぐらいの得点で推移した。
ただここぞという時のパスが長崎はつながらず、ボンズ選手のファールアウトも痛かった。それだけカーター選手のリバウンドの貢献度は素晴らしかった。
最後はカータ選手からのキャッチ＆シュートで古川選手の３Pで締めた。
ハイライト動画
秋田ビッグプレー動画
ケンゾーHCコメント
カーター選手のコメント
最後に
秋田は序盤地獄を見たが、ロスター9人がまるで駅伝のようにつないで勝利した。長崎のロケットスタートを秋田は我慢しで2クォータで修正し、やり返したのは見事だった。
この苦しいときに選手が持ち味を出したのは、やはり積み上げたものは本物で、連勝していたころは、隠れて見えないものだと、つくづくメンタルの強さ、バスケの深さを感じた2日間だった。
しかし苦しい事情は変わらない。これ以上ケガ人を出さないで、しかしガッツあふれるプレーでバスケファンに力を与えてほしい。
