宇都宮の度肝を抜いた1クオーターで8本の3P弾!新生秋田の爪痕が残る試合に

2020~21プレシーズンマッチは新潟に2連勝でスタートさせた秋田。チームの仕上がりが最もよく、期限付き移籍のマイク・ベル選手が抜群のマッチングを見せてくれたが、まさかの契約解除。即座にB3岩手からエリック・ニッセン選手を期限付きで招き入れた。

秋田にとっては連携などの試練があるが、好調の日本人選手の戦い方、まずは宇都宮の選手をどうやって、ディフェンスで止めれるか?大いに興味深い。

宇都宮も秋田と同じで移籍選手が少ない。外国籍選手では琉球にいたジョシュ・スコット選手が元気だし、田臥勇太選手も膝の靭帯損傷を乗り越え、復帰してきた。

プレシーズンマッチ9/12(土)15:05宇都宮 vs 秋田TKCいちごアリーナ 鹿沼総合体育館

新潟に2連勝後宇都宮戦はある意味、外国籍選手不在の試練ではあった。

秋田|29|14|19|21|=83
宇都宮|19|30|29|21|=92

1クオーターから秋田はエンジン全開!試合の入りでいきなり主導権を握った。それをけん引したのは3Pシュート。ことごとく入る気持ちのよさ。逆に入らないと致命的なのだが、高確率で入るシーンは宇都宮のブースターを黙らせた。

時々入る宇都宮の2ポイントもあっさり3Pシュートで退ける様は明らかに新生秋田を印象付けるものだった。

ロング2シュートよりも3Pシュートを選ぶ戦いは大卒新人選手も呼応し、躍動した。

しかし宇都宮はここからしたたかに詰め寄る。パス回しでディフェンスをかいくぐり、インサイトをえぐって確実に2ポイントづつ取りに来た。

守ってはマッチアップを変えて、秋田のパスミス、ターンオーバーを誘ってきた。宇都宮は秋田の3Pシュートには同じ土俵に上がらないで展開力で勝負し、秋田の得点を止めている。

ゴール下から2点づつ返していく作業を淡々と繰り返す。

ついには、比江島選手の3Pシュートで同点でテーブス選手がスチール、ドライブで逆転に成功した。

ロシター、竹内、スコット選手でインサイトをえぐる戦術。コールビー選手もブロックショット4本と奮闘したがインサイドの差が出てしまった。

さあでもここから秋田がどう修正をするかが問われる展開。ずるずると15点差以上点差をつけられて帰るわけにはいかない。

3クオータにはいると13-0のランで秋田は防戦一方に。しかし保岡選手の3Pシュートで50-64,細谷選手のドライブでバスケットカウントワンスロー!でなんとか食い下がってはいる。

厳しい宇都宮のディフェンスで多田選手もなかなか3Pシュートを打たせてもらえなくなっているが、切り替えてドライブ成功させた。

コールビー選手から長谷川選手への合わせ、保岡選手、古川選手の3Pと食らいつき、なんとか一桁得点の差まで詰め寄ったのは見事だった。

特に厳しいディフェンスの中、保岡選手は16得点3スチールの活躍をした。大学卒の若い選手のいいお手本になっている。

秋田は外国籍選手が足りない中、よく検討したと思う。日本人選手ビッグマンの野本選手の存在も光った。コーナー3pシュートも放ったのには驚いた。

新外国籍選手、エリック・ニッセン選手もリバウンドで頑張ったのですが、フリースローの精度に課題を残した。もともとスタッツ的にもよくないが、伸びしろはある。

ロシターとのマッチアップもいい経験になったはず。

宇都宮とやれてよかった。あの厳しいディフェンスの中を打開する糸口を若い選手は肌で感じたし、ディフェンスの連携もまだまだ良くなる。

東地区にいる以上上位3位に食い込まないとチャンピオンシップには出られない。

新生秋田の示すバスケの方向性はこの3試合で存分にアピールはできた。通用した。あとは外国籍選手の合流と、最終的な仕上げを期待したい。


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