ハードワークのハピネッツの選手は本当に頑張ってペップHCの戦術を理解し、遂行しようとしています。
代名詞のオールコートの激しいディフェンスを40分間継続して、ミスをしないように努力をしています。本当に美しいです。
そして最近では東地区上位チームとの対戦が続き、なんとか勝利を目指して、最大限のパフォーマンスを繰り広げています。
活路を見出そうと、その姿は理解できますし、ブースターも一体となって応援を展開します。
今、、数試合をこなして、その結果のデータといいましょうか?流れと言いましょうか?いくつかのパターンが見えてきました。もちろんこれはチーム状況も違いますし、個人としての能力の差、経験の差はありますのでいつもそうなるとは限りません。
3クオーターまでは本当に互角の戦いができております。追いかけたし、追い詰めました。ですが4クオーターで、力尽きてよいパフォーマンスが出来ていません。その時に上位チームは少しのミスを見逃さないで、個人の力で畳かけてきます。
こちらが思考している間に連続得点で点差をあっという間に広げられる現実。そこから例えば12点差を追いかけて、最大のパフォーマンスを仕掛けるとなると、やはりエネルギーロスが増えて終盤は足が止まってしまいます。
ましてハピネッツはそうした選手間のタイムシェアの大原則があってこその、戦術であります。先の試合のアルバルク東京のゲーム2では4クオーターに選手は肩で息をしていました。精気のない選手もいました。本当にこれはある意味気の毒になりました。
【動画】ハピネッツの爆発してほしい2人の日本人選手
なので、100%、120%出さないと勝てないというのももっともですが、いつもフルに、馬車馬のように動かないとチャンスはないのでしょうか?
例えば、ディフェンスのギアを上げたり下げたりして、駆け引きをしたりする手はないのだろうか?
相手の動きを観察して1クオーターの入りや2クオーターの最後5分とか、使い分けるのはNGでしょうか?前からのプレッシャーとペイントエリア内でのプレッシャーのみで使い分けたり。
チームファールが4つになったら、●●するように徹底する。ドライブしてくる選手に厳しく行かないで、3Pの外角シュートをやらせないようにする。チームの約束事として恐らくは決まっていると思いますが。(ごめんなさい、口で言うのは簡単ですよね)
いつもスチールに固執するあまり、体力が削られてしまって、ここぞという時にミスにつながりはしないのか?そう、ターンオーバーによるブレイクを許してしまいそうで。体力に分がある相手選手は高確率でシュートを決めて来り。
また相手チームや周りの識者がハピネッツのディフェンスをほめたたえ、その実、裏で指揮官はほくそ笑んではいないだろうか?激しいディフェンスは、裏を返せばチームファールのリスクも当然あります。
相手がそれを読み切って、フリースロー大作戦を半分は仕掛けてきているのかもしれません。
どんな選手でもスタミナが無尽蔵な訳ではなくて、限界があろうかと思います。今のハピネッツの戦い方でB2に降格はしないと思うのです。あとは40分間、特に後半勝負でいかに知恵をつかったゲームプランをするのかという部分も必要になってくると思います。
今週末にはアウエーで千葉との対戦です。当然勝ちにこだわるのは当然ですが、いい試合ができていますので、自信は無くさないでいただきたいです。目の前の課題克服にとらわれすぎて、全体を見失ってしまわないようにしていただきたいです。
以上、単なる私の老婆心であります。