アルバルク東京 安藤が安堵した?移籍後初対決のハピネッツの姿に。完全なる決別宣言だ!

秋田ノーザンハピネッツはいよいよB1昇格後初、アルバルク東京との一騎打ちとなります。そう東京には元ハピネッツの安藤誓哉選手が在籍しています。第2の故郷ではありませんが、秋田との戦いに緊張するのかもしれません。ペップHCも安藤は必要な選手と言っていた。期限付き移籍からの本移籍になって成長した姿を見せるべく安藤選手のハッスルをハピネッツよ迎え撃て!

アルバルク東京も昨シーズンのB1王者ですので、そのポテンシャルは計り知れないです。もちろん厳しいディフェンスは健在ですし、オフェンスも多彩な攻撃力があります。カーク選手、ザック選手、日本代表の田中選手に高い得点能力があります。1試合平均失点はリーグで2番目に少ない71,1点。ここ最近は連敗中で、おそらくはタイトなスケジュールで疲労がたまり、本来の力を発揮できていない現状があります。ハピネッツとしても連敗脱出するいい機会にするべく、今までの試合で経験した同じミスをしないことで十分勝機があります。どうか勇気をもってリングへ向かってほしいと思います。

ただどうしても今は、必要以上にハピネッツ相手に燃やしてくるモチベーションの秘密は堅持しているので、秋田も冷静に自分達がなすべきことを40分間持続させる必要があります。

連敗脱出の鍵とは?

現在3勝9敗のハピネッツは各地区の上位との対戦が続いてのですが、らしくないプレーが見られました。守備での連携の甘さやオフェンスのターンオーバーの多さ、シュートの精度の低さが敗戦につながっています。ペップHCは「ミスはチームのミス。シュートを決めるべき選手が決められなかった。シュートが入らなくてもその後の守備で相手を止めれば差はつかない。一人一人が責任を持って役割を果たすことが大切。」白濱選手は「B1の他チームには個々の実力では劣る。だが全員でハッスルすればSR渋谷戦のように勝てるはず」と話した。


そう、アウエーでも勝てましたので、ここは良いイメージができると思います。あとは何回も言いますが、ファールはやりすぎないでもらいたいです。デイフェンスは重要でも、相手はファールをもらいに来ます。どうかコントロールしてくだされ!

18-19 B1第8節11月7日vsアルバルク東京試合結果

前半4対4まではお互い静かな立ち上がりで、いい感じでしたが、その後は一気に東京がスパークしました。ハピネッツはゲームプランが乱れて外国人はファールがかさみ、いいところがなかった。どうしたんだろうか?ミスからのターンオーバーは多いし、リバウンドも取れない。リバウンドの差でやられました。
秋田|8|17|13|17|=55
東京|28|25|24|23|=100

東京は秋田を封じ込めに成功している。秋田が行くぞ!というときに馬場がダンクで止めている!やられ放題になってしまった。ハピネッツは悔しい6連敗になってしましました。

ディフェンスはかなり深刻ではないですかね?大学対高校生みたいといったら怒られますか?なんとかしないと?というレベルですか?ツイッターで仲良しこよしでツイートもいいのですが、本当に今のままでいいのですか?

いいところもあったのです。下山大地選手が3Pやミドルシュートを決めていましたし、負傷した中山拓哉選手もハッスルしていました。あとは外国人選手の活躍がもう少しあればいいと思います。

中山拓哉選手の発言

「前の試合を休んだ分動けたと思う大丈夫」「ターンオーバーからの失点が多すぎた。ペップHCのディフェンスは1対1で守ることが前提。求められるレベルに追いついていない」「プレータイムをもらっている自分がもっと引っ張っていかないといけない」

ペップHCの注目発言

(失点が多い試合が続いていることについて)ディフェンスはまだ機能していないと思っています。100%を出していない選手がいることもありますがゲームプランが遂行できていないことが問題です。90点以上取られているここ数試合だけでなく他の試合でも同じことが言えるので、ディフェンスは良くない状況です。オフェンスについても自分たちのチームのプレーをせず、自分のスタッツのことを考え、自己中心的に得点することを考えてしまっている選手がいることを非常に危険な状態だと思っています。
チームのスタイルが確立できているかどうかという前に、プロはもちろん、どんな仕事でもそうだと思いますが、ひとりひとりが、ただこなすのではなく気持ちを入れてひとつひとつの仕事をしているかということが問題です。今日は選手の個々の能力の差もあるとは思いますが、一番はそういった気持ちの面がこのような結果に表れたと思います。自己中心的なところも含め、このようなことを私は許容できませんので、必ず修正していきます。正直自分たちはシーズン前の準備に時間がかかり、開幕してからも試合続きで練習が十分とは言えずまだ足りていない状況で、完成度の高いチームとの差が大きく出てしまっていますが、まだはじまって一か月と考え、チーム作りを続けます。

最後に籠球(ろうきゅう)侍から

移籍した安藤選手は躍動していましたね。前からのプレッシャーも良く機能していましたし、ここぞという時のシュートはさすがでした。「ああ、秋田では得られないアルバルク東京での練習、研鑽は間違いではなかった」と言わんばかりのプレーに凝縮されていました。プロとしてのアスリート魂を見せつけられたようです。ハピネッツはまだそんな足元にも及ばない現状が続いていますしもどかしい気持ちでいっぱいです。