京都戦残り32秒細谷選手の起死回生の逆転弾も実らない秋田は現時点で強いのか弱いのか

昨日の京都ゲーム1は競った試合を、自らのミスで落としてしまった原因を修正し、今日のゲーム2雪辱なるか?内容が問われる試合となる。キーナン選手、古川選手なしでの試合が続くがコールビー選手、カーター選手も体調的にきついと思いますが、奮起して引っ張って欲しい。

2019-20 B1第21節2月2日秋田ノーザンハピネッツVS京都ハンナリーズゲーム2

秋田|16|15|24|26|=81
京都|19|14|28|21|=82

最終クオーターにドラマが待っていた。秋田はファールでもらった、フリースローを生かしてじわじわと迫りついにコールビー選手のフリースローで78-78の同点にした。そして京都に得点を許すも、残り32秒で細谷選手の3pシュートの逆転弾が飛び出した。

これ普通に考えてアウトサイドシュートの精度が悪ければそこでアウトの場面。なので細谷選手の実力、持っている男の証明をしたと思う。

それでも最後一瞬のディフェンスの甘さを突かれインサイドの得点を許し、勝つことは出来なかったが、この終盤のドラマを迎える前にもう少し出来る事はなかったのかな?ということです。「たら、れば」は厳禁ですが、試合の流れで選手の強みを生かせなかったのかな?

試合展開は秋田は課題のオフェンスでは、やはり重たくなってしまっていた。ゲームの序盤、アウトサイドシュート、フローターシュートも決まらない。うーん、ゲームの入りの課題克服は依然としてある。京都はリバウンドを取り、連続得点に。「ああ、また負けパターンかよ。」それでも突き放されそうで、踏みとどまった。

1クオーターでは嫌な流れを若い多田選手の3Pシュートが救った。連続でミドルも決めた。ニカ選手はマブンガ選手が待ち構えるインサイドをスルリと回転させながらゴール下を決めた。同じポストアップで連続で決めた。手が長く軟体生物の如く、左手でゴールに吸い込まれていく様は快感を覚えた。悪くてもファールをもらえる技術だ。

うまく機能しているなら、そうした選手をもっととことん試してみてもといいと思った。対策されるまで。

京都にしてみればマブンガ選手と211センチのゴーバン選手のホットラインで何度も攻めてきた。1対1ではマブンガ選手に頼っていた。リバウンドではゴーバン選手にやられた。そうした有利な戦い方をことあるごとに引っ張っている。外国人選手には試合を支配する力が備わり求められる典型でありましょう。

だから他の日本人選手も手堅く仕事をこなす。秋田の目をそらしながらアウトサイドシュートを決めてくる。

秋田はタイムシェアで、いなくなる。

ここからもっと「さあ、行くぞ」という時にいなくなる。もしかしたら相手はほっとしているのかもしれない。短時間で結果を出さないといけないのも大変ですよね?秋田の選手は。そのプレッシャーもあるのではないですか?

そもそもディフェンスの強度を保つためのタイムシェア。それでも相手は選手の強みを生かしてそれをかいくぐり得点してくる。さらに悪い事にファールを与え、チームファール5以上でフリースローで悪循環にはまりやすい。これは昨シーズン、しったげ経験したはず。

秋田はなにかチームの縛りがあるのか?パス回しをしてフリーになった選手もシュートを打たないで、またパスを回した、、。シューターが打てなかった。勿体ない。

やっぱりとことん相手チームの嫌がることをしないでは、なかなか勝負になりません。秋田はまず最初にディフェンスでそれをしていますがオフェンスでも確立してはどうでしょうかねぇ?

さすがに息詰まるラスト5分間はコールビー選手、カーター選手、細谷選手、保岡選手、中山選手の5名で戦い抜きました。その流れを切ることはしませんでした。

覚悟を決めて戦う姿勢!心意気は伝わりました。

あとはフリースローとフィールドゴールの精度。これは秋田ノーザンゲートスクエアで13個もリングあるのでしったげ練習してくださいまし。今日は京都フリースローで20点秋田は14点。今日みたいに波のあるシューターは自覚しているならなおさら、お願いしますだ。

次回はアウエーで大阪です。手ごわい相手ですが、この敗戦で学んだことを忘れないで、生かしてほしいです。

ケンゾーHCのコメント

非常に波のある試合だったと思います。その中で選手たちが最後まで諦めずに多くの声援を受けて、追いつき、逆転するというところまで持って行けたというのは非常に良かったと思います。昨日の試合の反省から、試合前に選手たちには「もちろんミスは減らしたいし、無くさないといけないけれど、でも必ず全員がミスする場面は出てしまう。その時に、フラストレーションを溜めるのか、切り替えてプレーするのかどうすべきか考えて欲しい」と伝えました。今日の選手たちは最後まで我慢強く諦めずにチームとして目指すべき姿勢を応援してくれた皆さんに見せてくれたと思います。
 ただ、年に一度のバスケの街 能代開催ということでこの能代の地で勝ちたかったという想いは僕自身もですし、選手たちも強く持っていただけに勝ちきれず非常に悔しいですが今日チームとして見せられた、どんな状況でも諦めない、最後まで戦うという姿勢は継続しながら、安定したゲームをして勝ちきれる力を突き詰めていきたいと思います。 
引用https://northern-happinets.com/news/detail/id=14880

はい!現時点で秋田は強くなっていると信じています!昨年よりね!!!

美技ブロックショット、スチールもある、しかし勝てない!今大手術しないと残留プレーオフが現実味に?