最終クオーターでチーム一丸のスクランブルプレスが大阪を魅了したがあの特別指定選手にさらわれた

さあ、やっとこさ古川選手、キーナン選手がケガから復活してきましたね。古川選手は日本代表合宿帰りでありますので、相当気合いが入っていると思います。しかしもうケガには注意お願いであります。まずは若い選手とうまく融合して連敗脱出し、2連勝を飾ってほしい。

2019-20 B1第22節2月8日秋田ノーザンハピネッツVS大阪エヴァッサゲーム1

秋田|14|16|21|21|=72
大阪|21|14|21|20|=76

秋田のスタメンにキーナン選手、古川選手が名を連ねた。しかし大阪のディフェンスが激しく、キーナン選手のインサイドはことごとくタフショットになった。

秋田はチームとして外角シュートの成功率が悪いので中を固められて特典に苦労している。ならばディフェンスからの早い攻撃で活路を見出すも、大阪はアウトサイドシュートで対抗。

なので2点4点差がなかなか追いつけない。

4クオータでは7点差がついていたが、コールビー選手がリバウンドを頑張り、キーナン選手が3Pシュート、ニカ選手がインサイド、コールビー選手が大阪ハレルソンのドライブをブロックショットして伊藤選手のミドルで65-65の同点には期待がマックスになった。

しかし残り3分17秒、大阪の特別指定選手の中村浩陸選手の連続得点でするすると抜け出した。新しい力に秋田は要所での得点を許している。

【阿部 達也ゼネラルマネージャーコメント】

中村選手を大阪エヴェッサに迎える事ができて、とても嬉しく思っています。
中部第一高校から大東文化大学に進学し、最終年度の今シーズンは主将としてチームを牽引し関東大学リーグ戦優勝、インカレ3位へと導きました。
安定感あるポイントガードとしてインカレでは得点ランキング5位、3Pシュートとアシストランキングではそれぞれ2位とマルチな活躍をし、優秀選手賞を獲得しています。ディフェンスも定評があり、プレッシャーからのスティールにも見応えがあります。
ポイントガード陣の怪我が重なり苦心している状況を解決してくれるフレッシュマンに期待しています。
引用:https://www.evessa.com/news/191219_01/

秋田はここからスイッチが入るとチーム一丸でボールを奪いに行く。奪うとすぐに得点をし、またボールを奪いに行く連動した動きに大阪は防戦一方になった。まるでボールを奪い、つなぐシーンはまるでラグビー、ワンチーム。これぞプレス!大阪のおおきにアリーナ舞洲が大いに沸いた。(もっと早い時間帯に見たかった)

細谷選手の3Pシュートが飛び出し2点差でタイムアウト。ここで秋田は時間をかけ細谷選手の3Pシュートで逆転の勝負にでるもリングに嫌われ万事休す。

最後に

秋田はここ最近競った試合をものにできないで苦しんでいる。

シュート精度というか、決めきる力の差が試合に反映しているかのようだ。ディフェンスで頑張ってファストブレイクで苦労して得点してももう少し、アウトサイドシュートの精度があれば早い時点で突き放したり、相手の心を折ったりできる。

その差が確実に出ている。それに大阪はオンザコート3を使いエナジーの出し入れをしている。秋田もその選択肢をやってみてもいいと思う。そろそろ勝利に徹する執着心を前面に出しても、だれも文句は言わないだろう。

またプロ選手に対して「シュート練習をしてください」とは言えないのですが、チームの新しく加入した選手の勢いを使う方法もある。もしかしたらマンネリ化しているオフェンスが、活路を見いだせるかもしれない。

課題としたフリースローは、確実に良くなっているので、惜しい試合だった。

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